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認知症予防にも効果的?“おにぎらず”ならぬ“つながらず”で、思考力と心の内面を磨く

2015年8月18日

テーマ:統合心理学・応用心理学・社会問題(課題)

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: 認知症予防

おにぎりを握らず、ただのりで包んだような“おにぎらず”なる物があるそうですが
このおにぎらずに因んでスマホやSNSなどでむやみに人と繋がらない
“つながらず”な生き方を今回は提唱したいと思います。

おにぎりはお米をグッと握り込みますが
スマホやSNSの関係でもあんまりガチガチに繋がって離れられなくなると
常に気になって気になって仕方なくなり、段々人間関係が息苦しいものになってしまいます。

そんな状況に陥らないためにも
普段からなるべく緩やかな関係を保つように心がける必要があり
その方法の一つとして“つながらず”な関係を意識してみましょう。

では肝心のつながらずな関係についてですが
皆さんは必要のあるなしに関わらず
暇な時や手待ちの時間があればとりあえずスマホをイジり始めませんか?

このようにとりあえずでスマホをイジるクセを止めて
スマホをイジるのは用事や目的がある時だけにし、何もないならその間に寝るんです。

スマホがどうの以前に、とにかく暇さえあれば優先的に寝るように心がける。

実際に眠ってしまわなくても、目をつむって安静にしてるだけでも構いませんし
寝てしまうならそのまま眠ってしまっても構いません。

シエスタのように、お昼寝や数分程度の睡眠は健康に良いような事を言われてますが
何も数分とか決まった時間内じゃなくても
寝られるなら寝られるだけ寝たら良いと思うんですね。

余り睡眠が長過ぎたり眠くもないのに無理に寝ようとするのは良くないですが
時間のある時に少し寝るくらいならさほど問題ではありませんし
睡眠にはクールダウンや頭の中を整理する効果がありますから
気持ちを落ち着けたり切り替えるためにも、ぜひ率先して睡眠を取るようにしてみてください。

人は何も考えないようにするという事の出来ない生き物であり
何もする事がなかったりしてない時間があると自然に考え事をするようになりますから
ただボーっとしてるだけでも認知症予防効果や思考力を鍛える訓練にもなるわけです。
(当然目をつむって瞑想状態に近い方が効果が高い)

思い悩むのと考えるのとは違います。

眠ってしまえば考えられませんが
頭がスッキリするので考えてる時と同様の効果が得られるどころか
むしろ意識して考えようとしなくても脳が勝手に頭の中を整理してくれるので
下手に考えるよりも意識が冴えるわけですね。
眠った方が作業能率が上がると言われるのもこのためです。

とにかく暇さえあれば寝るように、隙あらば何もしてない時間を作ってみてください。

実際に寝るとこまでの話になると極端ですが
スマホをイジってばかりいては思考力が低下してしまいますし
認知症にもなりやすくなってしまいます。

最初は手持ち無沙汰で落ち着かないかもしれませんが
特に何かについて考えようとしなくても、考えないように考えないようにしてみてください。

不思議な事に出来ませんから。

加えてつながらず効果でスマホ依存脱出の効果もありますので
人間関係も冷静に見直すキッカケにもなりますから
スマホが気になって気が休まらないなんて状況から抜け出せるかもしれませんよ。

まずはなるべく手元から徐々にスマホを離していくように
練習みたいにしてやってみるのも良いですね。


京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



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この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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