規則正しい生活で、心の悩みが解消される ~睡眠という、最も優れたリセット機能の活用術~
汗というのは細菌の塊ですから、常に清潔に保っておかないと
汗をかいたまま放置していれば
雑菌が増殖して痒みや痛みといった刺激の原因になります。
肌が弱い、アレルギー(アトピー)がある、汗に耐性があるかどうかではなく
清潔に保ってない、不衛生であることが刺激の原因になりますから
汗で炎症を起こしたり肌荒れするのは、肌の強さとは関係ありません。
いくら肌が強くても汗をかけば物理的なダメージになりますし
汗をかかなくても雑菌はいますので
必要以上に警戒してなるべく汗をかかないようにしたり、冷房を効かせて体を冷やすのは得策ではありません。
汗をかかないようにと無駄な努力をするよりも
いかに雑菌の増殖能力を抑え、肌を清潔に保つことが刺激への対策となるわけです。
夏は汗と紫外線によるダメージ、そして冬は乾燥によるお肌のトラブルと続きますから
刺激そのものを完全に抑えることは困難ですが
保護ケアクリームを併用したりお肌を清潔に保つことでお肌のトラブルを軽減できるでしょう。
よく言われるのは痒くても掻かないようにと言われますが
確かに肌を掻いてしまうとダメージになりますから理屈はわかりますが
痒いのに掻かずに我慢することなんて基本的にはできません。
掻かないほうが良いとわかっていてもできないものはできないのです。
基本的にできないことをそうした方が良いからと勧めるのもどうかと思います。
知識として知っているのと、そのようにできるかどうかは別問題なのです。
ですから心理カウンセリングでも気をつけていることですが
理屈ではそうした方が良いとわかっていることを
そうした方が良いですからと無理に勧めることはありません。(ただし提案する形で勧める場合はあります)
わかっていてそのようにできるならとっくにやっているのですから。
汗は細菌の塊であるなら、紫外線に当たることで死滅させられるように思いますが
日光程度の紫外線では死滅させられないのでしょう。
かといって長時間直接紫外線を当て続けると、今度はお肌のトラブルになってしまい
細菌を死滅させるどころかシミや皮膚がんなどダメージになるだけですので
やはり紫外線照射は刺激対策の有効な方法ではないようです。
本当に我慢出来ないような場合は自己対策で凌ごうとするのではなく
医療機関できちんと診てもらうのが一番の対策だと思います。
医療も心理カウンセリングも自分ひとりで努力しようとするのではなく
他者の力を信じて頼りにしてみること。
この心(信じる心)が肝心なのではないでしょうか。