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宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(みやもとしょうたろう)

京都カウンセリングラウンジ

コラム

悩みが改善しないと効果がないと思い込む、人の心理作用による錯覚と無意識の思い込み

私は以前、「心理カウンセリングはなぜ高いと感じるのか?」というコラムを書いたことがありますが
(参考コラム:http://mbp-kyoto.com/kyotocl/column/20123/
その理由の一つとして、効果を実感できないことが挙げられるのではないでしょうか?

例えば美容や健康のサプリメントでも
使用し続けてるんだけどいまいち効果を実感できないと感じることがあると思います。

実は効果を感じる感じないは人の心理作用の影響があって
例えば痛みに効くというお薬を使用し
劇的に改善でもすれば十分な効果があったと実感してわかりますので
これは効果のあるお薬だとわかりやすいでしょう。

ところが続けて使用しても何の改善も見られないどころか
本当に効果があるのかどうか疑わしいような商品も数多くあるはずです。
皆様も一度はそういう体験をされたのではないでしょうか?

では改善しなかったら効果がないのかというと、実はそうではありません。

改善したから効果があるのではなく、改善したかどうかは結果論であって
その商品が効果があるかどうかというより、あとになって効果があったと過去形で言えるだけなのです。
(つまり効果を実感できたかどうか)

ではこう考えてみてください。

その商品を使い続けてなかったらもっと悪化していた。
悪くなる一方だったと。

このようにその商品を使い続けてるからそれ以上酷くならないような場合には
改善は見られないものの効果そのものは十分に発揮されてるわけです。

しかし人は改善しなければ(自分の期待通りに良くならなければ)
実際は十分に効果があるものだったとしても、本当にこれのおかげなんだと実感できないのです。
より酷くなるか改善するかしなければ、人は何の効果もないものだと思ってしまうんですね。

だから続けて何の意味があるのかと、途中でやめてしまうわけです。(諦める、投げ出す)

わかるから効果があるのではありません。
わからないから効果があるのかどうかわからないだけなのです。

心理カウンセリングも同じ理屈であり
続けたところで効果がわかりにくいので、なかなか長く続けようという方はほとんどいません。

その時に解決しなければ効果がわからないからです。

実は心理カウンセリングも長く続けて、あとになってようやく続けていたからこそとその効果を実感できたとしても
それまでにやめてしまうので(長続きしないので)効果がわからないんですね。
そして問題が解決してない状態は変わってないので、やはりカウンセリングは効果のないものと思い込んでしまうのです。
(わからないために効果がないと思い込む人の心理作用によります。個人の性格や考え方の問題ではありません)

ではどうしたらその効果を実感できるのでしょうか?

それはきっと、自分が成長して子供や所帯を持った時に親のありがたみを感じたり
あるいは自分が年老いて今までの人生や人に感謝の思いを感じるのと同じように
長く続けて自分の心と向き合い続けてきた人が最後に感じる
あとになってみないとその時はわからない、“感謝の心”なのかもしれませんね。

なかなか難しいところではありますが、ぜひ続けて通ってみてください。
例えその時はわからなかったとしても、その時だけで全てを判断しないようにしてみてください。
自分にとって効果があったかどうか、それは今すぐにはわからないのですから。

“心理学でエンターテイメントを提供する”
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



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公式ホームページ http://kyotocl.web.fc2.com/
eメール kyotocl@gmail.com

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