共謀罪で政府が本当に阻止したいもの ~法案が目指している真の狙いとは~
日産自動車に不正があって問題になってますが
過去に起きた東京佐川急便事件では、同じように佐川急便の企業イメージが低下してしまいました。
しかし今となっては佐川急便のイメージも変化してますし
そもそも東京佐川急便事件なんて忘れられてるのではないでしょうか。
事件当時は佐川急便の利用を控える程の信頼の失墜を招いたんですね。
このような企業の不祥事によるブランドイメージの低下や信用問題に関わる出来事は他にもありますが
それで実際犠牲となってるのは事件とは直接無関係な従業員や社員、それに関連会社の方々です。
佐川急便の事件でも、佐川急便で働いてるドライバーさんや事業所の方には何の罪もありません。
それどころか一生懸命働いていても世間からは蔑んで見られ、被害に遭ってるわけです。
実態とは関係なく、イメージだけでこれだけ変わって来るんですね。
今回の日産の不正問題にしても佐川急便の時と同じです。
真面目に働いてる方にとっては関係ありません。
そこで働いてるのだから関係ない事は無いだろうと思うかもしれませんが
では実際自分の働いてる企業が同じような不正で問題になったらどうでしょうか?
関係ない事はないのだからと自分が何か責任を取りますか?
きっと肩身の狭い思いをしながら働き続けるか
なんて事をしてくれたんだと企業に対して反感を抱くのではないでしょうか。
人は他人の事なら平気で罵りますが、いざ自分の身に同じ事が起こったら同じ様に偉そうな態度では居られません。
世間の目が恐ろしいのはこの部分です。
私たちはもっと問題の深い部分まで考えなければなりません。
もっと広い視野で捉えなければなりません。
出来事や物事の一部だけを見て全てを判断してしまう事は危険なのです。
だからといってこのような不正や不祥事が許されるものではありませんが
許すや許さない、誰が悪い悪くないではなく
とにかく何でも印象だけで判断しないで、まずは考える事が大事だという事ですね。
問題は良いか悪いかではないのです。
そこから何を学び取るか。
この考える力を鍛えて養えば
世間の問題や自分の身に起こる問題でも冷静に判断して対応する事が出来るようになります。
慌ててイメージに翻弄され、問題を不必要に拡大させてしまう事もなくなるでしょう。
世間で騒がれてるような問題でも
見る目を変えて見れば自分の心の受け取り方まで変わって来るのです。
つまり自分の抱える問題においても同じ事が言えるのだと覚えておくと良いかもしれません。