過食症や食べ過ぎる人は、人の心理的構造に要因があった
特にうつ病じゃなくても、休日など一旦体が怠けモードに入ると
途端に何もやる気がなくなります。
これを強制的に働かせる原動力になってるのが
仕事や家事などの日常生活です。
いわば必ずやらなければならない事とでも言いましょうか。
ですから人はひと度やる事がなくなると(やらなくてもいいとなると)
動く動機付けがなくなって身体が動かなくなってしまうのです。
この仕組みにうつかどうかの違いはありません。
つまりうつ病の人でもやる気の有る無しに関わらず
何かやる事を見つける事(与えてもらう事)で
うつ状態の改善に繋がるわけですね。
しかしいきなり無理して何でも一気にやろうとするのは禁物です。
少しずつ少しずつ、出来る範囲の中で徐々にやる事を増やしていき
うつの改善に繋げてみてください。
散歩やストレッチなどの軽い運動、身の回りの片付けや買い出しなどの家事手伝い。
読書でも何でも構いません。
やりたくなかったりやりたくても出来ない事を無理にするのではなく
出来る時に出来る範囲の事を、出来る分だけやればいいのです。
ただしそれを必ずやらなければならない事、つまり日課にしてしまう事が重要です。
更に重要なのが、やらなければならないけど・・・といった気力や気分には注目せずに
とにかく動く事、体を動かす動機付け(キッカケ)を作ってやるという点にのみ注目してください。
結果が出来たかどうかは関係ありません。
うつ病じゃなくても、人はやらなければならない何かがあるからこそ活動する事が出来るんですね。
何もやらなくてもよかったりやる事がなければ
健康な人でもうつ病と同じく何の気力も湧いて来ませんので
病気だからと全てを投げ出してしまわずに
病気の治療とともにまず身体を動かす事によって
徐々に慣らし運転をするように症状の改善に繋げてください。
何をどうすればいいのかわからなければ
心理カウンセリングでご相談に応じます。



