引きこもりやうつ病に有効な、生活リズムと過ごし方に関する対策

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:健康・美容・ダイエット

今回はうつ病に対してはもちろん
引きこもりの方にも有効な生活の過ごし方に関する情報をご紹介致します。

そもそもうつ病になるとどうしても引きこもりがちになりますし
引きこもりの人がうつ状態になったりうつ病を伴う事は多く
この2つはセットになってその人を苦しめています。

ですからこの対策は両方に有効ですので、ぜひ参考にしてください。

といってもやり方は簡単で、特別難しいことをするわけではなく
むしろダラケた生活を送る感覚で取り組めます。

その方法とは、まず起床時間を日が昇ってから
明るくなってから起床するようにしてみてください。

時間に関係なく、毎朝決まった時間に起きなくても良いですし
冬ならなかなか明るくならないので遅くなりますし
夏なら早く明るくなるのでそれに合わせて起床するのです。

明るくなってきたら自然に目覚めるのが理想ですが
引きこもってたりうつ状態だとたいてい生活リズム(睡眠リズム)も乱れてますので
特別気にする必要はなく、目覚めた時に明るかったらそれで構いません。
(雨天や曇りで暗い場合でも、自然光で明るければ問題ありません)

ここで気を付けていただきたいのは
まだ暗いのに早く起きなければと頑張って起きようとしなくても良いという事。

うつ病には日照時間が関係すると言われてるように
(参考コラム:http://jijico.mbp-japan.com/2015/12/14/articles18913.html
日差しがあったり空が明るい時に起床する事は、有効なうつ病対策になります。

ですから夜はなるべく夜更かししないように
早めの就寝を心がけたり、なるべく明るい環境で過ごすようにしてください。

日中も無理して特別何かをする必要はありませんし
ただ明るい時に生活して、暗い時はゆっくり休むのを繰り返すだけです。
とにかく暗い状況で何か活動しようとしない事。
(特にネットやSNSは注意が必要です。必ず距離をおいてください)

そしてこの生活(対策)を実行するのに大切なのは
周囲の理解や支えが必要だという事。

この対策は決してダラケているのではありません。

周りの人は特別何かをする必要はありませんが
いつまでもこんな生活を続けていてとか、やっぱりダラケてるんじゃないかなど
配慮にかける態度や意識で接しない事が肝心です。

そっと見守るように支えてあげてください。

回復や復帰がいつになるかはわかりませんが
まずはそういう事を期待するのではなく、その人がつらい状況なのを理解してあげて
少しでもしんどい思いをしないように安心させてあげましょう。

本人もつらいけど頑張らなければならない事くらい重々承知です。
また、何とか頑張ろうとしています。

その上で追い打ちをかけるようなことはせず、そのための対策なのですから
本人の努力不足なのではなく、ガンと同じように、これは病気なんだと理解し
リハビリだと思って焦らずゆっくり取り組んでいきましょう。

併せてメンタル面のサポートも当ルームで行ってますので
引きこもりやうつ状態でしんどい方は、周囲の方も含め、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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