一人になりたい時の心の整理術
資本主義や民主主義、平和主義に完璧主義など、主義と言っても様々な主義がありますが
どんな主義であっても基本的には全て己の正義(価値観)であり、個人の主義に他なりません。
ですから例えば民主主義を盾に主義主張を振りかざすのでも
自分の価値観(己の正義)を押し付けてるだけであって
そんなものは理想の主義でも平等な主義でも何でもなく
主義を主張してる時点で全ては単なる個人の意見です。
なぜか世の中、議論するのでも決め事をするのでも
何でも民主主義に則る事が正義のように思い込んでますが
民主主義とは何ですか?
曲解かもしれませんが、解釈によっては個人の意見は尊重されない大衆意見の押し付けだとも取れます。
だったら独裁主義が良いのかというような話ではありません。
このように○○主義を主張するという事は
単に自分にとっての精神的支柱を後ろ盾に、他人に対して己の正義を押し付けてるようなもの。
そこに何らの平等性もない事を自覚しなければ
己の正義だけで議論や主義主張を押し通そうとしたところで
それは単に自分の理想(思想)の押し付けであり、他者に対する制圧行為でしかないのです。
つまり主義に何が正しいとかないわけですね。
個人の考え方に正しいなんてない。
どれが間違いでもなければ他人に押し付けない事こそが正しい。
自分の意見は自分の意見として、相手の意見(考え)も尊重する。
主義を考え方の軸にするのではなく、まずは互いの価値観の違いを認めてそれを認識する事ではないでしょうか。
でなければ主義主張をぶつけ合っていては、いつまで経っても口ゲンカの平行線に終止するだけで
○○主義なんて固定観念は自分の価値観に基づいただけの、単なる水掛け論である事をお忘れなく。