楽しい人生と楽な人生。心理学の考え方は？

2014年7月6日

テーマ：心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

楽しいとは楽と書きます。

つまり、楽しい人生とは楽な人生（楽に生きる人生）なんですね。
ワイワイと盛り上がるような人生が楽しい人生ではありません。

楽しく生きるんじゃなくて、楽に生きる。

楽しさなんてものは、その時々で変わってしまうものです。
楽しい事もあるでしょうし楽しくない事もある。

しかし楽であるかどうかは、感情的なもので変わるものではありません。

楽しいかどうかで物事を見ると
何か楽しくない事があれば人生がつまらなくなってしまいますが
楽な人生とは、例えしんどくて大変な問題があっても
人生全体がつまらないとかではなく、人生そのものを楽に生きる事が出来ます。

つまり、どうやったら楽しくなるのかではなく
考え方を楽にする。
これが心理カウンセリングの役割なのです。

楽しい事は悪い事ではありませんが
楽しいだけだとやがて終わりがやって来ます。
常に楽しい事を求め続けないといけないんですね。

だけど考え方を楽にすると
これでいいやと思えるようになりますし
人生が楽しいものに感じる事も出来るんです。

どちらもバランス良くが理想ですが
まず考え方を楽にし、それから楽しいと感じてみてもいいのではないでしょうか。

京都カウンセリングラウンジ
宮本　章太郎

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