自閉症への誤解 ~人間心理と動機の解明。それを可能にするのが自閉症の心理学~

テーマ:自閉症の心理学・広汎性発達障害

そもそも自閉症について皆さん勘違いしてらっしゃるのは
自閉症についてを何も理解してないのに
ちょっと耳にしただけの知識や言葉のイメージから
自閉症とはこういうものだと思い込んでる事。

確かに自閉症と聞いてパッと思い浮かぶイメージには
他者とのコミュニケーションが苦手だ
心を閉ざしている、あまり喋らない、引きこもりである
うつ・あるいはうつ傾向にある、近寄りがたい、根暗である
独特の発想・感性の持ち主、こだわりが強い、集中力・記憶力が高い
特定の能力に秀でている・・・など
このようなイメージが一般的ではないでしょうか。

いわゆる障害者と同じ括りのイメージをお持ちだと思います。

とにかくあまり社交的でないなど
文字通り心を閉ざしてるような印象が強いように思いますが
実際はそうではありません。

もちろんその通りの側面もありますが
実は皆、自分が自閉症である事に
そういったものを持ち合わせてる事に気づいてないだけなのです。

病院などでの診断の際には
病名や障害として明確に区別して使われてますが
自閉症の心理学で言うところの自閉症とは
ある症状や特徴の事であり、一般的には性格などと言われるもので
単にその人の持つ特徴や性格そのものを表した言葉に過ぎません。
ですから程度の差こそあれ、それは誰しもが必ず抱えてるものであります。

人はこの自閉症の症状(特徴)を元に
それぞれの性格が形作られているわけです。

つまり自閉症は、人の言動や動機となる部分の根幹を司るものですから
その人の性格や、なぜそうなるのか(そうしてしまうのか)など
自閉症の心理学で全て説明する事が出来るんですね。

ですから自閉症という言葉を使ってはいますが
何も病院で診断されるような病気や障害者の事を言ってるのではなく
説明として用いる際にわかりやすく表現出来る言葉なんだと
その程度に思って頂いた方がいいでしょう。

詳しくはまた機会がある時にでもお話しますが
いくら私が説明しても
この話は素直に聴く耳を持って聴かないと、全く理解出来ないでしょう。
自閉症とは、それくらい理解が困難な心理学なのですから。

例え親であってもそう簡単に理解出来るものではありませんが
私ならその感覚を、皆さんにわかりやすく説明する事が出来ます。

だからといって自閉症は、皆一様に同じだという意味ではありません。
自閉症といってもそれぞれ個人差があり、個性がありますから。

今までわからなかったあの人の真相や謎の行動
そして自分自身の不明だった部分についてもお話させて頂きますので
詳しくはお問い合わせくださいませ。


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宮本 章太郎



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