発達障害と認知症そのものは、精神的に病んでるわけではない
例えばお医者さんに酒やタバコをやめるように言われても
やめるように言われたくらいではやめないでしょ?
例え一時期の間であっても、病状が悪化するのがわかってたとしても
まぁやめないと思います。
どちらかと言うとやめられないのではないでしょうか?
このようにわかっててもやめられないのが依存症なんですが
同じようにわかっててもやめられない状態で
心理面が起因して表れるような症状こそ、自閉症なんです。
つまり、依存症が体の症状であれば
自閉症は心の症状であるというわけですね。
依存症と自閉症は同じ性質のものなんです。
ただし自閉症は、決して病的なものではありません。
その点では依存症とは異なるわけです。(区別して考えられます)
もし心理面が起因すると言われてもわかりにくければ
強い個性や性格だと思っていただいたらわかりやすいかもしれません。
しかしそれは、本人にとって決して愉快なものではなく
執着や固執、こだわりといった不快な症状です。
それをやらずにはいられないような、そうせずにはいられないような強いこだわりです。
だからこそ心の依存症でもあると言えるわけですね。
依存症ですから、やめようと思ってもやめられませんし
本人も自分が依存症(それが自閉症)だと気づいてない場合が殆どです。
そして自閉症の場合は程度問題であり
ある程度誰しもが持ち得てる(備わってる)症状なんですね。
むしろこの特徴がなければ、人に個性も性格もありません。
この特徴があるからこそ、人には様々な、多種多様な性格があるのです。
ですから自閉症というものは、その特徴があるからといって決して悪いのではなく
自閉症だからといって良し悪しを判断するものでもありません。
何せ病気ではないんですから。
(特に私の言う自閉症は病気ではないという点は憶えておいてください)
自閉症の心理学については奥が深く、話が長くなってしまうので
次回は天才と言われる人のメカニズムと自閉症との関連についてをお話していきます。
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