自閉症の心理学 ～誰も理解者の居ない、孤独という苦しみ～
自閉症や自閉的特徴の一つとして、物事へのこだわりの強さがありますが
このこだわりがあるからこそ
専門性を身に付けたり、その道のプロとして大きな功績を残す事も出来るんですね。
何のこだわりもなければ、何に貢献する事も出来ません。
しかしこのこだわりがあるからこそ
周囲との摩擦や心の悩みの原因にもなってしまうのです。
私は長所を活かすには、このこだわりを見ていく必要があると思いますし
悩みの原因を見るのも、このこだわりが何であるかを見ていく必要があると思います。
こだわりは悩みの原因になるといっても
長所を活かせば人生が豊かになりますし
完全になくしてしまう必要はありません。
こだわりさえなければ精神的なストレスは軽減出来るものの
むしろこだわりをなくしてしまう事は
その人の生きる意味や生き甲斐まで奪ってしまう事になり
それはそれで逆に危険なんですね。
精神的な負担はなくなっても無気力状態になりますので
結局はそれが精神的なストレスになってしまうというわけです。
そしたらこの、自分の持つこだわりとどう付き合っていけばいいのか
ここが豊かな人生において重要になるのですが
こだわりから来る精神的ストレスを軽減するには
まず物事にこだわり過ぎない、執着し過ぎないようにする事ですね。
といってもこだわらないようにするなんて難しいでしょうから
何か一つの事にこだわるのではなく
他にも自分のこだわれるようなものを、なるべく多く持つ事です。
そうすれば一つのこだわりに執着してしまう事はありませんし
もしそのこだわりで精神的ストレスになっても
また別のこだわりに意識を向ける事で（他の事にこだわる事で）
気が紛れたりして精神的負担の軽減にも繋がります。
もっと詳しく、実際どうしていけばいいのかは
自分でも気づいてない心理の中に隠されている
本質的な部分であなたにどんなこだわりがあるのかを知る必要がありますし
それを心理カウンセリングで見させていただきます。
また、こだわりである長所の活かし方についても
同じように心理カウンセリングで見させていただきますので
まずは難しく考えずに、お気軽にご連絡くださいませ。
悩みを、自分自身の事を
一つ一つ丁寧に見ていきましょう。
ご意見ご感想、あなたのお聞きになりたい事をお聞かせください。
メールでけっこうですよ。
必ず目を通します。
また、こんなテーマで書いてほしいというご希望も
併せてお待ちしてます。
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