核実験に見る、イデオロギーに支配される国民たちの心理学

例の国が、3回めの核実験を強行しました。

国民は今、自分たちの国がどういう事をしているのか
物事の本質を何もわからないまま
自分たちは強大な力を手に入れた、これで恐れるものは何もない
かの偉い人が自分たちを守ってくれるんだと本気で信じ込んで
ただただ歓喜し、熱狂するばかりです。

己の利益だけを考え、自分たちが世界の中で孤立し
それが自分たちで自分たちの首を絞めてる事にも気づかない
まさしくイデオロギーの（大衆心理の操作が及ぼす）恐怖であります。

しかし今回私が言いたかったのは、例の国の批判などではありません。

このように人の心理というのは
国や個人といった、規模の大小に係わらず
物事の根底にあるものだと言えますし
そこに心理学を用いる事によって
自分の置かれてる状態や、今自分に何が起こってるのか
物事の本質を捉える事が可能なんですね。

物事の本質を捉えられるようになると
自分を客観的に分析出来ますし、他人の操作や支配に気づき
それはおかしいのでは？と気づく事が出来ます。

心の悩みや、何か問題の渦中にいる人は
例の国の国民のように、今自分に何が起こってるのか
そして自分の行動や思考がどういう状態であり
それが周りにどういう影響を与えてるのかなど
自らは全く気づいてないんですね。
というより気づけないんです。

だからこそ、第三者による、自分とは違った視点や
他人からの思想の強制に踊らされるのではなく（イデオロギーに乗る）
自らが考えるという事の重要性がそこにあるのです。
そしてイデオロギーに操られないためには
物事の本質に“気づく”という事が必要なんですね。

それを可能にしてくれるものが、人の心理の（つまり物事の）根底にある
心理学であるというわけです。

だからこそ心理学は、人生を豊かにしてくれるんですね。

人は他人から与えられた考えに乗っかってるだけでは
自ら考えるという事をせず
事実であろうと虚偽であろうと全部鵜呑みにしてしまい
そこに苦しみという悩みの種が生まれるのです。
例の国の国民が、自分で自分の首を絞めてるようなもので
それにすら気づいてない状態です。

このように、客観的に見れば
わざわざ説明されなくてもよくわかるような事でも
いざ自分がその渦中に立たされてる場合
本人は、一体自分に何が起こってるのかわからないものなんです。
気づかないまま、ただ周りに流されて人生をやり過ごしてます。

だからどうしたら良いのか？誰か何とかしてくれると
抱える問題を何とかしてくれる者や権威に対してすがり付き
他者に人生の全てを委ねる事となり
それと引き換えに、心の悩みという苦痛を伴う事になるんですね。

自ら考えるという事（試行錯誤）に
苦労は伴っても、苦痛は伴いません。

全て他人からの操作が、心の悩みという苦痛を与えられるのです。

例の国の国民は、己の利益を求めてるだけの指導者に
自分たちが操作や支配されてる事に気づかないどころか
自分たちを守ってくれるんだと信じ込み
世界の中で孤立してる事にも気づかず、歓喜し熱狂しています。

このような姿を目にして、滑稽に映るのは私だけではないでしょう。

しかし本人たちは、自分たちが今どのような事をしているのか
誰も、何も気づいてないのです。
ただただ自分たちを安心させてくれる
偽りの安全を保証してくれる国の指導者に対して
偽りの幸福感を得ているに過ぎないのです。
また、そんな国の指導者すら
自らの首を絞めてる事に気づいてないかもしれません。

これがイデオロギーの、心理操作の恐怖なんですね。

心理学は、“気づき”を与えてくれます。

自らの人生を自らの力で変えていく事が可能になりますし
それは他人に踊らされた偽りの安心ではなく
物事の本質によって培われた、真の幸福なんですね。

心理カウンセリングは、あなたの抱える問題に心理学を応用し
専門的な見地から、心理的なサポートをさせていただくものです。

これにより、ただただ苦痛でしかなかった今までの人生が
より豊かなものへと変わっていきます。
自らの力で変えていけるようになるんですね。

例の国の国民のように、他人の支配によって人生を操られるのではなく
心理学を用いて
人生を、真に豊かなものに変えていきましょう。



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