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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

自分で幸運な状態をつくっていく

2020年8月28日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:人生の軌跡と羅針盤

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: プラス思考 トレーニング人材育成 研修女性の働き方

今日、渋滞中の車で考えたことがあります。車を利用して、出発地点から目的地に向かう経路は、まるで人生のようだという記事を前にも上げたと思います。

どういうことかと言うと、出発地点から目的地までの距離が100キロメートルだったとします。当たり前のことですが、事故や故障がなかったとしたら高速道路を時速100キロで走行すれば1時間で目的地に着きます。

ところが下道になるとそうはいきません。信号、速度制限、渋滞と高速道路に比べて制限されることが多くなるので3時間以上かかるかもしれません。ここまでは人生に例えるまでには至りません。

今回、出発地点から目的地までの道は何度も通ったことがあります。

どこで渋滞するのか知っているので渋滞を回避することができます。ところが今日はお盆休みの真っ只中、府外ナンバーが多く、いつもは渋滞しないところが渋滞していました。

慎重派の私ですから、時間的にかなり余裕をみていたのに時間通り目的地に着けそうにありません。

こうなるとカーナビのリルートは気が散るだけなので、頭の中で目的地までの地図を描き、信号待ちでルートを書き込みながら10分も早く目的地に着くことができました。

「この道を左に曲がり、しばらく直進するが途中で右折した方が良いだろう」などと描いたルートを辿ったわけです。

自転車

この時に人生設計を描くのもこれによく似ていると思いました。生まれて死ぬまで一直線上に生きる人はまずいないでしょう。

ゼロ地点から直進したり右左折したり、行き止まりで後退して迂回したり、速度を上げたり下げたり、停止して休憩したりしながら、人生ルートができているはずです。

人生の障害というか曲がり角は、病気・怪我、進学、卒業、就職、失業、倒産、独立起業、結婚、出産、離婚、再婚、恋愛、別離、人間関係などなど。

これら一つひとつを道路の曲がり角と考えると、1つ間違えれば大渋滞や事故に巻き込まれることだってあります。ラッキーなことも不運なこともあり、私たちは紙一重の選択をしています。

でも、私が10分も早く目的地に着けたのは運だけだったのでしょうか。
多分、違います。

私は16歳からバイク、18歳から車を運転しているので、これまで培った体験や経験、知識、環境などのマインドセットが「直感」として働いた結果だと思います。

この車のルートプロセスと人生を重ねてみると、いかに個々のマインドセットが私たちの生き方に重要かよく理解できます。

棚からぼた餅も、そもそも棚にぼた餅がなければ落ちてきません。幸運は誰でも平等にあるわけではなく、幸運を呼び込む状態を作っている人にしか訪れません。




終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。

この機会に学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。


今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。

あなたにも気付きがありますように



下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「運命を変えるマインドセットの書き換え」
物事の捉え方や自分との約束とは




【小さな実践】
今までの人生の曲がり角や前進後退をすべてノートに書き出し、人生ルートを描いてみる


 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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