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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

自分と約束すること【脳のクセ】4

2020年8月3日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:ビジネスに応用する脳科学

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: セクハラ問題プラス思考 トレーニングパワハラ問題

昨日の「過去のトラウマを置き換える」の続き「潜在意識との約束」をお伝えします。



潜在意識との約束


マインドセットを別の表現で言い換えると「自分との約束」、つまり潜在意識との約束です。極端な言い方をすると、「今は忙しいけど仕事が落ち着いたら休む」ということを自分と約束をしたら、それを守らないといずれ病気になって休むことになります。

潜在意識はすべてを肯定的に受け取るので、「仕事が落ち着いたら休む」と約束しているのに休まなかったら、「自分との約束は守らなくても良い」と脳に刷り込まれることになります。

つまり、わざわざ目標を立てていても潜在意識がブレーキをかけて、肝心な時にやってくれなくなります。どんな目標を持っても継続できないで中途半端で終わるというマインドセットが構築されます。

潜在意識を味方につけるには、どんなカタチになっても良いので自分との約束を必ず守ることです。

このような脳のクセは、自分だけでなく他者にも影響します。「休日には子どもとディズニーランドに行く」という約束を度々、守らないでいると「子どもとの約束は守らなくて良い」と子どもの脳にも刷り込まれます。

すると子どもは「約束は守らなくて良い」というマインドセットが構築され、将来の人間関係で苦労するので社会で生きづらくなります。

「どんなカタチでも約束を守る」というのは、完璧に約束したことをこなすということではありません。相手の欲求や期待を少しでも埋める代替えでも良いということです。



終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。

この機会に学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。


今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。

あなたにも気付きがありますように



下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「脳のクセ「統一・一貫性」1」
【脳のクセ】シリーズの「統一・一貫性」と「締め切り効果」




【小さな実践】
自分との約束はハードルを下げて設定する

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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