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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

子どもは遊びから学ぶ

2020年7月27日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:子育てママのビジュアルコーチング

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

コラムキーワード: 夫婦問題 相談プラス思考 トレーニングキッズコーチング

突然ですが、質問です。
あなたが時間を忘れて夢中になれることはなんでしょう?

私が子どもの頃に夢中になっていたことは絵を描くことでした。一人っ子だったので友だちと外で遊ぶか、自宅で一人遊びをするか、それが夢中になれることでした。

あれやこれ

一人遊びといっても、できることは絵か描くか、遊ぶ玩具を作ること。けれども遊び玩具は、作って遊べばすぐに飽きて終わりですが、絵は無制限に描けます。

絵を描き始めたのは2歳半からです。私は1歳の記憶が少し残っているので、2歳になると覚えていることがたくさんあり、夢中になったことは特によく覚えています。

絵を描くといっても、画用紙やクレヨンはなくてカレンダーの裏に鉛筆で描いたり、道に木の枝で絵を描いていました。

その頃の田舎の道路は、国道がアスファルト舗装されているくらいで、ほとんど地道だったので、とにかく描きたいと思ったら、道路をキャンパスにしていました。

道路で絵を描いているので、たまに通るオートバイや自動三輪車にクラクションを鳴らされるのはいつも私。

お袋は私の絵には興味がなく、祖父だけが私の描いた絵を興味深く観ていて「これは何だ?」とか「どうしてこれを描こうと思った?」などよく質問されていました。

うちは祖父とお袋の三人家族で、お袋はほとんど私に興味を示すことなく仕事ばかりしていました。祖父は盆栽家だったので、私が絵を描いたり、モノ作りをしていると、私の表情や手の動きを興味深く観察していました。

今になって解ったことですが、何かに夢中になっている子どもの表情や手の動きを観察していると、子どもの性質や強みが解るようです。

子どもの「好きなこと」や「得意なこと」を見つけてどのように伸ばそうかと考えている親御さんは多いと思います。

その時は、子どもの前に出て引っ張らず、様子を観ながら後ろから背中を押して見守ってあげるほうが、子どもが自分で好きなことを探せるようになります。

私は子どもの頃、イタズラばかりしていました。子どもは飽きっぽいので、同じことばかりしているように観えても、実はアンテナを立て絶えず別の遊びのテーマを探しています。

子どもは「遊び」から学ぶことが多くあります。子どもを観ていると、親の固定観念をひっくり返すような、発見があります。

祖父は、私が何気なく発した言葉で面白いものをノートに書き留めていました。私の成長に伴って、そのノートを時々、見せてくれていました。

スマホで動画を残すのも良いですが、子どもが発した記憶に残るような面白い言葉や行動を、今のうちにノートに書き留めて子育て期間の楽しみにしてはどうでしょうか。



終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。

この機会に学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。


今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。

あなたにも気付きがありますように




下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「孤独を悲観的に捉えずタップリ楽しもう」
孤独をポジティブに捉えて行動する




【小さな実践】
子どもの頃、あなたが「遊び」で学んだことを書き出してみる


 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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