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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

褒め過ぎは他人軸になる

2020年7月20日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:子育てママのビジュアルコーチング

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

コラムキーワード: キッズコーチング夫婦問題 相談人材育成 研修

京都は雨で蒸し暑い日が続き、外出するのが億劫になります。電車に乗ると少しヒンヤリしますが、やはりマスクをしていると暑い。そんなマスクでもコロナ感染でしていないと注目の的になる。

人は集団で生活する動物。一度、集団の中に入って仲間になると無意識に仲間を守ろうとしたり、仲間と行動を共有するという本能的な心理があります。

変な事例ですが、新幹線で弁当を食べようと思った際、その車両で誰一人弁当を食べていなかったら食べにくいけど、周囲に食べている人が多かったら、なんら抵抗なく弁当を食べられます。これは日本人特有の思考ですね。

大はしゃぎ

さて、今回は、ある出来事があった時、私たちが無意識にとる行動の話。 例えば、褒められて育った子どもは、常に褒められることを意識するようになります。

極端な例ですが、道路にゴミが落ちていたとしても人が見ているかどうか周囲を確認し、見ていなければゴミを拾おうとしませんが、見ていると拾います。

特に男の子は親や周囲の人に褒めてもらいたい、かまって欲しいので、このような行動をとることがあります。

この心理は大人になるとカタチを変えて出てきます。子どものように素直に褒めてもらいたいという感情から「強い承認欲求」に変わることがあります。

承認欲求は、周囲の目が気になり、相手の言葉や行動を必要以上に意識する思考です。本人は意識してないので自分では解りません。

子どもに対して褒めて伸ばすのもいいですが、あまり度が過ぎてしまうと後々歪曲することがあるので、何でもほどほどが一番です。 自分のクセは自身が見つけるのは容易ではないが、身近な人にフィードバックしてもらいましょう。




終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。

ありがちなことですが、せっかく学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。



今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。

あなたにも気付きがありますように




下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「役割は人を変える」
褒めるより役割を与える




【小さな実践】
問題となる出来事が起きた際、自分の中でどのような思考が働き、どのような行動をとるかノートに書き留めて見える化し、自己分析する


 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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