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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

コミュニケーションの詳細型と全体型

2020年6月8日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:関係性コンディショニング

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: 夫婦問題 相談プラス思考 トレーニング人材育成 研修

ちなみにあなたは物事を多方から観るタイプですか? それとも一方からフォーカスして観るタイプですか? 私は一方からフォーカスして観て結論を出すタイプです。

物事はひとつでも、多方の観点で観察すると様々な解釈ができます。私のような一点フォーカスタイプは欠点でもあり長所でもあります。統計によると一点フォーカスタイプは、アーティストや専門分野の仕事をしている方に多いようです。

私は長年、建築デザインとステンドグラスに携わっていました。仕事上では全体を見渡すことができますが、プライベートでは、部分的に物事を観るので早とちりで誤解を招くことが多々あります。

つまり、望遠鏡でいきなり遠くの一部分を見ている状態なので、全景の何処を見ているのか解らないということです。

望遠鏡

詳細型と全体型


私のような詳細型の特徴は「具体的には・・」とか「正確には・・」という言葉をよく使います。そのわりに、会話の内容は具体的でなかったりしますけどね(笑)

一方、予め全景を把握した上で、ポイントを絞って見たいところを望遠鏡でズームするようなタイプを全体型といいますが、詳細な部分を観るのは苦手。

ただ一人の人間が、明確に「詳細型」と「全体型」に分かれているわけではなく、どちらかの傾向が強いだけのことです。

詳細型の人とコミュニケーションの特徴は、自分は詳細に理解しているのでコミュニケーションには主語や内容が不足しているところが多く、そのくせ自分が話したいことは、こちらが聴くのが嫌になるほど詳細に語ります。

対処法は、全体の話に戻し、足りない部分を埋める質問をしてあげると、話が盛り上がり会話がスムーズになります。これは自分自身に言っているようなものです(笑)

一方、全体型のコミュニケーションの特徴は、多方から物事を観るので詳細な部分にフォーカスした話題になると面倒くさがります。

どちらにしても楽しく会話したいものですね。



今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。

あなたにも気付きがありますように



下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「現状を俯瞰できるライフチャート」
自分自身や家族の現状を客観視できるワーク




【小さな実践】
詳細型・全体型、自分はどちらの傾向が強いのかを意識し、どのようなシチュエーションでそれらの特徴が出るのかをノートに書き留めておく


 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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