マイベストプロ京都
小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

どちらのタイプなんてどうでもいい

2017年12月20日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:関係性コンディショニング

コラムカテゴリ:スクール・習い事

私は何かにつけて
一点集中型と言われます。
比較的、男性に多いようですが、
私の場合は極端なんです。


そんなことで、
今日は「視野」についての話。

物事を観る時、
一点だけを集中して観るのは
欠点でもあり、長所でもあります。

私の前職の建築設計は、
建物が完成した後の使用状態までを
予見して設計します。

自分でも不思議ですが、
建築では全体像を観ることができます。

プライベートでの
私のようなタイプを詳細型といいます。
詳細型の特徴は、会話の中に、
「具体的には」「正確には」という
言葉がよく出てきます。

詳細型を分かりやすく言うと、
いきなり望遠鏡で遠くの一部を観るので
全景のどの部分を観ているのか
分からないようなものです。



望遠鏡



一方、まず全体像から把握し、
ポイントになる詳細を分析する。

つまり、目視で全景を把握し、
観たいところにフォーカスする
タイプを全体型といいます。

会社のような組織の中では、
全体型の上司と詳細型の部下という
傾向が多いかも知れません。

こういうのは、
「詳細型」と「全体型」に
ハッキリ分かれるわけではなくて
その場の状況や相手で変わります。


私のような詳細型は、
物事を全体で観る全体型の人に
フォローしてもらうのが上手くいくようです。

コーチという職業は、
クライアントさんの詳細を観れるので
詳細型が合っています。


では、クライアントさんの全体像は
誰が観るのって話しですが、

目的の全体像は、
クライアントさん自身の中にあるので、
本人が気付いてないところに
フォーカスして気付きを引き出せば
コーチとして寄り添うことができます。

誰だって得手不得手はありますが、
得意な分野を活かす仕事をすれば
不得意があっても気にすることはありません。



【小さな実践】
あなたが価値観を感じている言葉を
全てノートに書き出し、それらの中で
関係を感じる言葉同士を繋いでみる



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

Share

関連するコラム

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ京都
  3. 京都のビジネス
  4. 京都の人材育成・社員研修
  5. 小橋広市
  6. コラム一覧
  7. どちらのタイプなんてどうでもいい

© My Best Pro