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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

逃げ回る[回避型人間」

2020年3月27日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:マインドセットの書き換え

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: プラス思考 トレーニング人材育成 研修

突然ですが、夫婦喧嘩の原因で多いのはなんでしょうね。女性は家庭に入ると、様々な不安がついてまわります。子育て、近所付き合い、お金、健康などと不安からくる怒りで、つい夫に当たってしまうこもあるでしょう。

だって不安な時、夫に相談すると「俺は仕事で精一杯なんだから、家庭のことは任せてあるだろう」なんて面倒くさがって逃げますから無理もないですよね。

このようなタイプの男性のことを「回避型」といいます。誰かに頼られたとき、普通の人は自分を信頼してくれたことに喜びを感じると思いますが、回避型の人は、頼られると「面倒なことを持ちこむな!」と逆に怒りを感じてしまうのです。

キッズ

愛着形成


回避型の人は、乳幼児期に親子の情愛的な絆がなかったので愛着形成が薄く、自分の領域に入ってこられると怒りを感じるようです。

幼児期に回避型かどうかの確認方法は、母親と離れても不安を示さず、泣いたり後追いもしない。母親が戻ってきても、抱きつくわけでもないし、見知らぬ人が一緒にいても、母親にくっつくという行動もなかったら回避型かもしれません。

親子関係がこのようになるのは、子どもの欲求に親がきちんと対応していなかったり、子どもが泣いている時に叱ったり、避けたりしていると愛着形成が薄くなります。

家庭環境としては、夫婦共働きで、子どもが母親とおじいちゃん、おばあちゃんとの間を行ったり来たりするような環境で育つと回避型の傾向が強くなるそうです。

愛着を育てる


大人になっても愛着を育てる方法はあります。「ありのままを受け入れてもらえた」という実体験を増やしてあげることが「安心して他人との関係性を築ける」自己愛構築の基盤になります。


それにしても、私の周りでは回避型の男性が多いように思います。これも時代の流れなんでしょうか。



あなたにも気付きがありますように


下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「第三者が当事者を観ると人間関係がこじれる原因が面白いように理解できる」
自分の行動が観えない理由



【小さな実践】
愛着の形成は、愛されて守られていることを、スキンシップで子どもに伝えて安心させてあげることで心の発達の基盤になる



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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