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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

今の人生、望んでいますか?「NLP」2

2020年2月25日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:マインドセットの書き換え

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: キャリアコンサルティング人材育成 研修プラス思考 トレーニング

昨日、ブログの記事を解りやすくまとめようとすればするほど、迷路に迷い込み同じところをグルグル迷走しているような感じで、結局、この記事をアップできませんでした。

記事をアップするのをやめて横になって考えてみると、まさにこの状態が思考パターンのひとつとして私のプログラムの中にあったという気づき。これを下記のNLPフローに当てはめてみます。

「刺激1」→「プログラム2」→「フィルター3」→「思考・感情4」→「行動5」→「結果6」→「プログラム2」

1.睡眠不足でブログ記事を書く(刺激・出来事)
2.完璧主義で決めたことやらないと気がすまない(プログラム)
3.アップしなかったら、きっと後悔するに決まっている(フィルター)
4.不安や焦り(思考・感情)
5.記事を書く(行動)
6.やはり記事は書けない上にひどく疲れた(結果)

このフローが昨日の私の状態でしたが、今日は昨日アップするはずの記事が書けました。何故でしょうか・・

ひとつは睡眠不足という「刺激1」を変えたことで通常の状態に戻りました。次にNLP的に行うことは、決めたことをやらないと気がすまない「プログラム2」を書き換えることです。

・良質な睡眠をとる
・睡眠不足の時には心身とも安静な状態にする
・あるがままの自分を受け入れる
・自信につなげる

これらの行動や思考を書き換えることで昨日の結果は変わり、さらに他の刺激(出来事)にも影響します。例えば、睡眠不足の時に少しくらいと思って車の運転をしていたのが、「絶対に車の運転はしない」というマインドセットに書き換えられます。

睡眠不足で運転し、居眠り運転するという結果はマイナスに働いていますが、「睡眠不足で絶対に運転しない」に変われば、何も起こらない平穏無事というプラスにも働いています。

このようにプログラムによっては、人生そのものを左右する結果に結びつくことがあります。

再チャレンジ


昨日の結果を自信に繋げるために、どのように書いたらもっと解りやすくなるかを何時間も考えて、プログラムの書き換えに再チャレンジしました。違う記事を書くことも考えましたが、昨日の状態から苦手意識が生まれることもありますからね。

私たちは、自分の思い込みに支配される生き方をし、考え方(信念)に基づいて結果を出している。つまり、現在までの思考パターン(プログラム)が、今の生き方をさせていることになります。

自分の今までの体験・経験、環境、知識、人間関係が基になって、固定観念や価値基準が形成されています。これが現在のあなたのマインドセットです。

地図

参考の為に、NLPには私の好きな考え方(前提)があります。


【地図は領土ではない】
人は地図に描いた通りの道を歩み、学んできたことをガイドにしながら生きています。つまり、自分の信念・価値観を通して観たもの(フィルター)は真実とは限らない、何故なら、自分の都合の良い現実を一般化し省略化し歪曲し解釈しているから。

※NLPにおける地図(脳内マップ)とは、フィルターを通して得た情報を基準に脳内でカタチ作られた認識の思考パターン


【他者の地図を尊重する】
現実は多くの情報の一部でしかない、その情報すら他者の信念や価値観、認知というフィルターを通して得たもの。それは個々で違っていて当たり前で違いがあることを前提に他者の考えを尊重し理解しようとするところからコミュニケーションを始める

人間関係で他者と対立したとしても、反対意見の中に新しい切り口を発見し違う世界に行くことができるとさらに先に進める


【誰もが必要なリソースは全て持っている】
「リソース」というのは、能力、素質、性格、環境、人脈などで、その年令に応じたリソースがあり、そのリソースを見つけてどんな使い方をするかだけのこと


【失敗はない、ただフィードバックがあるだけ】
行動すると結果と学びがあるということ


私たちは、それぞれ自分の人生の主人公です。目的を持ち続けることで人生が変わり、あなたがどんな人生を望んでいるのかは、あなたしか解りません。


あなたにも気付きがありますように


下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「マインドセットを書き換える「NLP」1」
NLPとはなんぞやという概要説明

「ネガティブ思考パターンは小さく変える」
ネガティブ思考は大きく変えようとすると何が起こるか



【小さな実践】
「刺激1」→「プログラム2」→「フィルター3」→「思考・感情4」→「行動5」→「結果6」→「プログラム2」このフローに当てはめてプログラムを検証してみる


 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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