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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

アダルトチルドレンから抜け出す3つの手紙

2020年1月10日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:ワーク集

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: 人材育成 研修女性の働き方

子どもの頃のトラウマは大人になっても、人生の様々なところで思考や行動に影響を及ぼします。特に親からのトラウマの根っこは深く、ただ誰かに聴いてもらうだけではトラウマから開放されるのは容易ではありません。

私自身、子どもの頃にお袋から軽いDVを受けていて、怒った時のお袋の声や表情はまるで鬼のように恐かったのことをはっきり覚えています。それは大人になってもトラウマとして数年前まで残っていました。

数年前、私はNLPの講座を受講し、その時のカリキュラムのひとつとして「お袋のトラウマ」をテーマにしたワークを行ないました。

しかし、その時は他に人がいたので理性がブレーキになって本心を引き出せず、自宅でひとりになって手紙を書いてみたのが次のようなワークです。

ペン

3つの手紙


1.批判的な親に対してあなたが書く1通目の手紙
2.あなたの手紙を読んだ親が書く2通目の手紙
3.あなたが思い描く理想の親が書く3通目の手紙

1通目の手紙の内容のヒント
・親にされて傷ついたこと
・親に言ってほしかったこと
・親にしてほしかったこと
・これらをしてもらえなくて傷ついたこと

2通目の手紙は、親になりきってあなた自身に向けて書いてみる
・子どものことを理解しているか
・子どもの言うことや行動に対して自己防衛に走っていないか
・つい怒ってしまう感情の根っこにあるものはなにか

3通目の手紙は、あなた自身が理想とする親になりきって書いてみる

この手紙を書くコツは、当時のことを潜在意識と交信しながらイメージし、本気でその頃の自分や親を演じてみて下さい。

もし、親からのトラウマに悩んでいる人がいれば、この「3つの手紙」のワークを体験無料ワークとして電話かZoomで行なうことができるので連絡して下さいね。


あなたにも気付きがありますように


下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「トラウマのトリガー」
認知症になったお袋への恐怖

「トラウマに向き合う勇気は根っこが解らないと湧かない」
人や動物、出来事などトラウマにある様々な根っこ



【小さな実践】
自分で書いた「3つの手紙」のワークと、コーチに行なってもらったワークの結果を比べ、違い掘り下げてみると、どの部分に制限あるか明確になる


 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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