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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

組織の中で効率よく行動するには

2019年8月1日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:関係性コンディショニング

コラムカテゴリ:スクール・習い事

関西で流行った言葉で「赤信号、みんなで渡れば怖くない」というのがあります。赤信号の横断歩道でも一人なら横断しないが、数人が横断していると躊躇なく渡る。という皮肉みたいなことわざです。

逆に人がやっていないことを自分がやるのは勇気がいります。目立ちたくないし、人の目が気になりますからね。

先日、電車の中で明らかに服装も体系も妊婦さんに見えた女性に「どうぞ」と席を立って譲った際、「私、妊婦じゃないので結構です!」と言われました。

なんて失礼なことを言ってしまったのだろうと穴があったら入りたかったです。このようなシチュエーションの時に気の利いた言葉のひとつも出ると救われますけどね。


さて、冒頭の話に戻しますが、大勢で掃除をしている時、一人くらい手を抜いても分からないだろうと思ったことはありませんか。掃除なら分からないかもしれませんが、これがオーケストラだったらどうでしょう。

オーケストラの中のひとりが「一人くらい間違っても大丈夫だ」と個々で演奏していたら大変なことになりますが、ここで疑問が湧きます。何故、オーケストラは一人の指揮者によってあのような素晴らしい演奏ができるのでしょうね。

フルート

高校の時、私はブラスバンドでフルートでした。与えられた譜面の通りに演奏していればOKです。余裕があるからといって他のお手伝いをすることはできないので、自分の役割の中で、120%の演奏をする努力をしていました。

もちろん、譜面通りに演奏すれば良いというものではありませんが。オーケストラが指揮者ひとりで素晴らしい演奏ができるのは、各奏者の責任の範囲が明確で、奏者の能力を120%引き出す指揮者の感性との信頼関係でしょう。


組織の中で、効率よく人が動くのは個々の役割分担を明確にすることですね。これは組織だけではなく、家庭やグループ活動でも応用できるのではないでしょうか。

自分が何をすべきか明確になっていれば脳は自動的に必要なアイテムを探し、軌道修正しながら目的に向かって進んでくれます。



下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「Good & Newとは何か?」
組織の個々の思考パターンを変えて組織力UP



【小さな実践】
目的を明確化すると効率が上がる事例として、他にどのようなことがあるか


 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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