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コラム
オートモード(習慣)は行動を変えるとミスを招く
2019年6月30日 公開 / 2020年10月25日更新
ミスも忘れ物も根っこは同じ
昨日の記事でバカみたいなミスの話をしました。なので今回は人間は何故ミスをするのか検証してみます。
昨日のミスは写真の撮り忘れという単純な内容です。原因は1つ、いつもと違うルーチンで写真を撮ったからです。検査内容に沿った写真を順番に撮っていくわけですが、ちょっとしたハプニングがあってイレギュラーな行動パターンで撮影しました。
物忘れは、いつもと違う行動を挟んだ時に起こります。例えば、朝、仕事に出かける準備をしている時、突然、電話があったことで忘れ物をしたことがありませんか。
ルーチンになっている行動パターンは脳のオートモード(習慣)なので、ほとんど無意識にできます。脳にとって楽なルーチンも流れが切れた時には注意することを下記でお伝えします。
途切れたルーチンを再開する時には、少しオーバーラップするくらい後戻りして、確認しながらルーチンを再開すると忘れることは防げます。
ミスの原因
状況によってミスも色々でしょうけど、「慣れ」「思い込み」「油断」「固定観念」「先入観」などが普段の行動に歪みを起こさせます。
つまり、私たちの脳は、新たな情報が入るたびに「先入観」と照らし合わせて物事を判断していますが、そこに「固定観念」や「思い込み」が入ることで判断に歪みが出てミスや怒りに繋がることがあります。
一見、「先入観」はネガティブに取られがちですが、あらゆる物事の判断基準のショートカットキーです。昔から生きるために本能的に備わった先入観が、もしなかったら安全な生活ができないかもしれません。
柔軟な発想をするためには先入観の入れ替えも、たまにはした方が良いでしょうね。
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「オートモード」
一日の40%以上は習慣で行動している
◇「「後でやる」を1ミリだけ「すぐやる」」
後でやるは忘れるかできない
◇「ジレンマ」
ルーチンの見直しでストレス減少
【小さな実践】
※「思い込み」個人の主観や偏見 「先入観」常識や道徳といった社会通念を基にした心理 「固定観念」先入観が変化したもの
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