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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ)

OFFICE SAELA

コラム

人目を気にし過ぎると自分の人生が観えなくなる

2019年6月11日 公開 / 2019年6月16日更新

テーマ:関係性コンディショニング

外国に住んでいる日本人の友人が、外国人から日本人を観ると「日本人は他人の顔色を観て自分の行動を決めている」ように観えると言っていました。日本に住んでいる自分も含めてそう思います。

他者から頼まれると「悪いから断れない」「言いたいことが言えない」

他者からどう思わるか気になって「自分のことは話さない」「他者の目線で服装を決める」「知らないことでも質問できない」

ニュースを観ていると「あんな良い人があんな事件を起こすなんて・・」というのをよく聞きます。おそらく良い人を演じ、我慢に我慢を重ねて何かがトリガーになって爆発したかもしれません。

子供とセッション

ドライバー


これらのココロの奥底にあるのは「嫌われたくない」「不機嫌にしたくない」という心理。これらの原因は、幼い頃「良い子」だったことです。「親をガッカリさせたくない」「期待に答えたい」というように親の顔色を観て幼少を過ごした子です。

心理学者のテイビー・ケーラーは、子どもの行動を駆り立てるメッセージを「ドライバー」と言っています。「駆り立てる」とか「追いやる」という意味です。


ドライバーには、下記の5つのメッセージがあるそうです。

・完全であれ(しっかり勉強して、いい大学に入りなさい)
・努力せよ(一所懸命努力しないと人に負けるよ)
・急げ(何ごともテキパキと早くしなさい)
・喜ばせろ(人に迷惑をかけないようにしなさい)
・強くあれ(勇気を出して自己主張しなさい)


これらの言葉に思考や行動が沿っていないと、何となく不安になる思考・行動パターンがあったら、幼い頃に親から言われたドライバーの影響があるかもしれません。

私自身、小学生低学年の頃、算数が解らない時にお袋に聞くと「そんなことも覚えられないの!」叱られていたので、お袋や先生に質問するのがコワかった時期がありました。今でも質問は苦手です。

子どもに「みっともないから◯◯しなさい」という子育てをしていると、子どもが大きくなり、自分の子どもを育てる時に同じように「みっともないから◯◯」が代々受け継がれ他者の目を気にするようになります。

まさに「因果が巡る」です。

ゲシュタルト療法


これらのドライバーを少しずつ置き換えていくには、まず小さなことから始めてみましょう。

ちょっとした言葉遊びですが、Aさんに◯◯を頼まれると「悪いから◯◯する」ではなく、「悪いけど◯◯できません」というように「悪いから」→「悪いけど」に変えてみて下さい。

さらに深くトレーニングするには


【ゲシュタルトの祈りから】

私は私のことをする
あなたはあなたのことをする
私は、あなたの期待に応えるために生きているわけではない
そしてあなたも、
私の期待に応えるために生きているわけではない
私は私、あなたはあなた
もしも偶然、私たちの心が触れ合うならば、
それは素敵なことだ
もし触れ合えないとしても、
それは仕方がないことだ

この詩の「私は私、あなたはあなた」は、アドラー心理学で言う「課題の分離」です。この詩を頭に入れておくと、九九を覚えるように「課題の分離」が腑に落ちるようになります。私は完璧ではありませんが全体的な流れは覚えています。

課題の分離は、一見、突き放して冷たそうに感じると思いますが、実に合理的で、ゴチャゴチャになった人間関係を、第三者視点でコンディショニングする思考法だと思います。



下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「コミュニケーション上手」
他人に認められたい他者承認は・・・

「課題の分離」
親子の関係性でよく問題になっている◯◯



【小さな実践】
5つのドライバーの中から自分のドライバーを書き出してみる


 

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この記事を書いたプロ

小橋広市

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