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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

人間関係の構築対処法

2019年5月27日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:関係性コンディショニング

コラムカテゴリ:スクール・習い事

あなたは褒められる時に直接褒められたいですか? それとも間接的に褒められたいですか?

例えば、課長から「君、良く頑張っているな」と直接言われるのと、職場の同僚から「課長がお前のことを褒めてたぞ」と言われるのと、どちらが感情が動きますか?

同じ内容でも間接的に言われる方が印象が変わってくるでしょう。これを「ウインザー効果」と言います。

間接的に褒める


ウインザー効果とは、「直接言われるよりも第三者から間接的に言われたほうが信憑性・信頼性が増す」という心理的効果です。このような心理から、信頼関係を深めようと思うと、相手のことを陰で褒めていると、何かのかたちで本人に届きます。

一方、陰で自分の悪口を言われていると、本人にとっては何倍も腹が立つものです。おまけに、本人に悪口を伝えた人まで悪い影響を及ぼします。これは脳がセットで記憶するためで「気分一致」と言います。

気分一致


気分の良いときは物事の良い面が観えますが、逆に気分の悪いときは物事の悪い面が目につきやすくなる、ということを指しています。

つまり、人はそのときの気分や感情に見合った情報や事柄に目を向けやすくなるので、自分が感じている気分や感情を受け取りやすくなります。

どうでしょうか。ネットのように一気に拡散されることはありませんが、気をつけた方が良さそうですね。

PC

おさらいとして、褒めてあげたい人がいたら、直接褒めるのもいいが、間接的に第三者を通じて褒めた方が効果的に伝わるようです。

人の悪口はそれを伝えるだけで、回り回って自分に返ってきます。どうしても嫌な人とは関わらないか、一線引いておくのが無難かもしれませんね。




【小さな実践】
相手の悪口を言っている自分は、何の目的で言っているのか掘り下げてみる

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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