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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

理想的な人生は痛み7、快楽3の割合くらいがベスト

2019年4月11日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:マインドセットの書き換え

コラムカテゴリ:スクール・習い事

新しい年度になると「今期からこれを始めるぞ」と、他者にコミットメントすることもあります。私もそうですが、何か行動を起こそうと決めた時に「キリが良い日から始めよう」と考えます。

先延ばしは脳のクセ


例えば、朝、目が覚めても布団の中でギリギリまで起きられなかったのを、目が覚めたらすぐ起きるようにするこれを決めたとします。これの行動の起爆剤に「キリが良い日」を使うのです。

この起爆剤が「先延ばしの習慣」です。脳は、痛みを先送りし快楽を優先するクセがあります。だってそうでしょう。早起きは、即、始めても何の問題もありません。先送りするのは、脳のクセである快楽を一日でも長く味わいたいだけです。 

このような思考習慣を変えるには、改善したい習慣を自覚と理想の習慣をノートに具体的に書き出します。つまり改善したい習慣と理想の習慣を具体的に「見える化」し、毎日チェックすることで理想に習慣に置き換えることができます。

たいがいの習慣は2ヶ月ほど毎日続ければ、ほぼ習慣化されます。ノートに書き出す際に改善したい習慣を「夕食を食べても夜遅くなるとお腹が空き、つい夜食を食べてしまう」と書きました。

理想の習慣を「夜食を食べないようにする」こう書きました。この書き方はバツです。理由は、脳には「◯◯しない」というような否定形が刷り込まれないので「夜食・食べる」と強調されて刷り込まれます。

ノートに書き出す時は、必ず肯定形で明確に書きます。上記の例でしたら、「一日の食事を朝・昼・夕の3度だけにしてしっかり胃腸を休める」という具体的な肯定文にして書いた方が効果的です。

ジグソーパズル

ここからは余談ですが、私がゼロ百思考だったので、1つバツになると全体のモチベーションが一気に下がるので、一旦、バツは放置して、できそうな課題に取り組むことです。テストでできる問題から始めるのと同じです。

体験したことがないような大きなことを夢や目的として掲げるより、小さな目標を分散し小さな達成感を味わうことでモチベーションを保てます。小さな成功体験も積み上げると自信になりますからね。


余談の余談ですが、脳へのご褒美の快楽は少ないほど、モチベーションを維持するには効果的です。自分の人生を振り返ってみると、快楽を多く求める人ほどズタボロになっています。

参考にしてみて下さい。



【小さな実践】
すべての継続のコツは、最初の一歩のハードルを低くして初期抵抗を下げてみる


 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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