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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

ワーニングメモリを整理整頓して脳の作業効率を上げる

2019年4月8日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:ビジネスに応用する脳科学

コラムカテゴリ:スクール・習い事

ワーキングメモリ


私たちは物事を考える時にワーキングメモリを使います。ワーキングメモリを解りやすく言うと作業記憶です。組み立て作業に使う作業台をイメージしてもらうと解りやすいと思います。

ワーキングメモリを短期記憶と意味づけても良いのですが、ワーキングメモリは短期記憶だけ使うわけではなく、長期記憶の引き出しから引っ張り出しながら作業をします。

整理整頓されて広いワーキングメモリは、作業を効率的に行なうことができます。リアルな作業台を片付けるのは簡単ですが、脳のワーキングメモリの整理整頓はどうやってやるか。

ワーキングメモリが散らかっている状態というのは、使わないものを引き出しに入れずデスク上に置かれている状態です。ここでいう「使わないもの」というのは、脳がオートモードでできること、つまり「習慣化」です。

脳が空っぽ

小さな習慣化


例えば、毎日、デスクの上を整理整頓するのは面倒で意識しないとできませんが、毎朝、デスクの上を整理整頓して仕事をする習慣を身につけると、ほとんど無意識に淡々と整理整頓ができます。

習慣化できるものは習慣にして常にワーキングメモリの整理整頓をしておくと、思考を効率的に働かせることができます。


考えながら行動すると必要ない感情まで使うので脳は嫌がります。感情を麻痺させて抵抗をなくしオートモードで行動する方が脳にとっては楽なので、習慣化できるものは長期記憶の引き出しに入れておくとワーキングメモリは広く使えますね。

「習慣化」の関連記事を貼り付けておきますから参考にしてみて下さい。

◇ 目的を達成するにはスタートからハードルを低く楽しもう

◇ マインドセットを書き換えてセルフイメージを変える

◇ マンネリは悪習慣の始まり



【小さな実践】
変えたい習慣があったら、その習慣に置き換えられるものを新たな習慣にしてみる



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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