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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

人脈をつくる六次の隔たりとは

2019年1月24日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:オフライン&ネット集客

コラムカテゴリ:スクール・習い事

私のメルマガやブログの読者さんは、コーチ・コンサルタント・起業家・教員・向上心の高い専業主婦の方が多く、中でもコーチ・コンサルタントの方が圧倒的に多いでです。

コーチの役割


アメブロの商用利用が解禁になったことで、今年もこの起業ブームは続くと思われます。特に数年前から増えてきたのが○○専門コーチという肩書。

専門職やコンサルタントは専門知識や実績が必要なので敷居が高いが、コーチなら本やネットで少し基本を学べば、即、開業できると安易に考えているからかもしれませんね。

実際に私がコーチング塾や講座に参加していた頃、よく話に出ていたのが、コーチングは「クライアントの中に答えがある」のでクライアント側の専門知識は必要ないという考え方。

確かにお客様自身が知識や実績、リソースを持っていれば答えを持っていると言えますが、お客様に実績やリソースがなくゼロから起業するという状態だったらコーチングだけで売上に結びつく大きな成果は期待できまんせん。

お客様の目的が、起業したいとか売上を伸ばしたいと考えているとしたら、コーチ自身もマーケティングの知識や実績がないとお客様の信頼を得ることは難しいでしょうね。

事業の成長カーブ


マーケティングコンサルタントは、新たに商品を開発して市場に参入する際、導入期→成長期→成熟期→衰退期、これらの成長カーブの中で、お客様の計画していることが、どの時期にあるのかを分析できます。

起業する業種が現段階で、成長期なのか成熟期なのかを理解していないと、始めたのはいいが既に飽和状態の成熟期かもしれません。

トップマーケッターの神田昌典氏が言うには、同業他社が少ない導入期の収益は7.5%、これが成長期に入ると80%~85%になり成熟期にはまた7.5%に戻るそうです。 

導入期の頃は、同業他社が少ないので認知度が低く収益も少ないが、認知度が上がってくると成長期に入り収益も一気に上がります。反面、同業他社も一気に増えます。

この起業ブームの中では、現在、とても競合が多く内容によっては、既に成熟期に
入ってるものがあるかもしれません。 ただ、競合が多くてもその中で強みや専門性、才能などで尖っていれば別ですが、そうでなければ埋もれてしまいます。

では、これから何をどうすれば良いか。

セッション2

信頼関係を築く


行動できるとすれば、自分で新しいコンテンツを開発して導入期にもっていくしかありません。今まで仕事をしたことがなく人脈ゼロの人はいないと思います。

これまで会社員だった人は、名刺交換した人や知り合いなどお客様候補の方はいるはずです。知り合いが数人いればそれこそ「六次の隔たり」で紹介してもらうこともできます。

導入期は新たな市場ですから普通なら集客するのが大変ですが、既存のお客様と信頼関係ができていれば、まったく人脈がない人に比べたら雲泥の差があるので、できることから始める。

・どのように既存のお客様とより強い信頼関係を築けるか
・どうすればお客様との接触回数を増やせるか
・誰でも使えて再現性がある商品を提供する
・お客様を絞り込み、そのお客様が必要とするものを提供する

私のようなマーケティングコンサルタントでもないものが言っても説得力がないかもしれませんが、基本はお客様にとって必要で喜ぶもの。それは値引きをすることではありませんからね。



【小さな実践】
あなたが作っているコンテンツはお客様視点で本当に必要性があるか作り手の思い込みのコンテンツではないかもう一度、見直してみる



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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