マイベストプロ京都
小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

あなたの本来の目的が観えないのは他人の評価せい

2018年11月13日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:怒りのエモーションコンディショニング

コラムカテゴリ:スクール・習い事

他人の評価


先日、友人と話してて、他人の評価をどのように受け取るかという話題で、改めて昔の自分を振り返ると、常に他人の評価を意識し、且つ他人の目を気にしていました。

それが顕著に現れるのは、仕事が思い通りにならない時です。


例えば、私は長年建築に携わってきました。その中で仕事が思うように受注できなくなった時、「大きい建築コンペで賞をとれば周りは、きっと自分に注目するはず」などと、考えていた頃がありました。

本来の目的から賞を取ることに目的をすり替えていました。結果、先では過去の栄光にすがるような生き方になります。実際、私はそんな生き方をしていました。それにブレーキをかけてくれたのがパートナーです。

「他人からどのように評価されるか」という思考を取り除いた時に、本来のあるべき姿が観えてきました。他人の評価を意識すると目指している方向性がブレます。

私の場合、「自分ことを良く評価されたい」の裏返しが「他人に馬鹿にされたくない」でした。表面にある感情の裏側には対局の感情が隠れている場合が多く、多くのネガティブ感情は表裏一体かもしれませんね。


バイアス

怒りをプラスエネルギーに


こんなネガティブな感情も、発展的な思考に変えて行動をすればパワーになります。普通ならネガティブ感情の「劣等感」が「変わりたい」「解決したい」というポジティブなエネルギーになります。

アスリートは、ネガティブなイメージの「怒りの感情」を勇気や気力のパワーに変えていますが、それと似ています。もし、あなたの根底にあるのがネガティブな感情が多かったとしても考え方次第で、それはあなたの強みに変わる可能性があるのです。


さぁ、ここで質問です。
無人島で喉がカラカラに乾いている時、コップに半分だけ水があったとしたら、その水をどのように考えますか?



【小さな実践】
他人の評価が気になる時、評価が良くなったら何が変わるのか、何のために評価を得るのか、改めて本来の目的は何かを書き出してみる



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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