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コラム
他人の評価なんてどうでもいい
2018年8月9日 公開 / 2020年10月25日更新
先日、パートナーと、「他人の評価をどのように感じるか」という話になった時に、昔の自分を振り返ると、常に他人の評価を気にしていました。それが顕著に現れるのは、自分が思い通りにいかなくなった時でした。
例えば、私は長年建築に携わってきましたが、仕事が思うように受注できなくなった時に「大きい建築コンペで賞を狙おう」賞をとれば周囲の人たちは、きっと自分に注目するはずだと、本来すべきことをせずに賞を取ることが目的にすり替わっていました。結果、過去の栄光に乗っかる生き方しかできなくなっていました。そんな生き方にブレーキをかけてくれたのがパートナーで、私の中の「他人からどのように評価されているか」という気持ちを取り除いた時に本来のあるべき姿が観えてきました。
他人の評価を意識する時は本来の目的に意識が向いてないので方向性がずれます。「他人の目を意識する」のウラ側に思考を掘り下げると。「自分ことを良く評価されたい→自己肯定感→他人から馬鹿にされたくない→劣等感」という内的基準がありました。このような思考を心理学的に言うと「対人認知欲求」といいます。これが強いのは、自己評価の低さにあったのです。自己評価の低さはセルフイメージを高めることで解決できます。
私は歳のわりには他者から素直だと言われます。年下から意見を言われたり、相手と考え方が違っても、一応、受け入れて相手の視点に立って観るようにして「その考え方もありやね」と口に出すようにしました。それに葛藤がないと言えば嘘になりますけど、ずいぶん楽にコミュニケーションが取れるようになりました。この魔法の言葉を口にするだけで、双方に受け入れた感が湧くので、是非、お試しを。
【小さな実践】
モヤモヤ感の裏側にある感情を掘り下げてみて、
ネガティブな感情だったとしても、
それを更にリフレーミングして掘り下げてみる
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