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コラム
○○は自己開示で解決する
2018年6月18日 公開 / 2020年10月25日更新
私の講座や研修は、自己啓発と人間関係を中心にお伝えしていますが、参加者さんの話題の中でSNSのトラブルが多いようです。SNSは、人との繋がりが広がる上に、新しい情報も入ってきて楽しいものです。しかし、写真や活字は、場合によっては相手次第で期待値が変わります。そんなつもりはなくても相手の概念や思い込みで良くも悪くも解釈されます。 これはSNSに限らず、言い方ひとつで、話がまったく噛み合わなかったり、関係性が複雑化して元のサヤに収めることができなくなることは日常のお付き合いでも起こります。
私の例で言えば、ちょっとしたことで数年間、音信不通になった友人がいました。何度も連絡を取ろうとしましたが、何かがブレーキになっています。ある時、その友人を対象にして人間関係のワークシートに私の事例を書き込んで行なうと、私のココロの中の恐れや自分を全否定する言葉を引き出しました。それは、「偽善者」何度、違う人を対象にワークシートに書き入れても最終的に「偽善者」が出てきます。つまり、私が一番、言われたくない言葉、恐れている言葉が「偽善者」だったのです。
阪神・淡路大震災の際にボランティアに行きました。東北大震災と時は、叔母が亡くなったこともあり、数台の車椅子を積んで避難所に持って行きました。私自身がボランティアとして現地に行く時にはなんの問題もないのですが、SNSで発信しようとすると、私が偽善で動いているように思えて言葉が出てこないのです。
自分の中の恐れの言葉は、関係性が悪い相手には絶対に言われたくないものです。自分の恐れている言葉を苦手な相手に言われると表情に出たりして雰囲気が悪くなります。また、その雰囲気のトーンは相手にも伝わります。
でも、その相手に自分の恐れを自己開示できたとしたら、関係性は良くなるか悪くなるか解りませんが必ず発展的に事が進みます。自分の欠点や恐れを知り、自己開示することで、等身大の自分をさらけ出し、恐れと向き合うことができると、苦手な相手ともコミュニケーションが楽になります。
【小さな実践】
あなたの中の「恐れ」を知ることで、
自分と周りがどのように変化するか書き出してみる
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