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コラム
子どもの自立を促す
2018年6月19日 公開 / 2020年10月25日更新
子どもの頃、未来なんて考えたことがなかった。あれは大人が考えるもので、子どもは今が楽しければ良かった。未来を待ちくたびれるのは大人だけです。親は子どもが生きていく上で責任があるから、あれしなさい、これしなさいと子どもに口うるさく言います。その目的は大きく2つ。
・色んなことから保護する、守るため
・色んなことを教えるため
これは悪いことでもないが、良いことでもありません。世の中の大人は、この2つの目的のためにケンカをすることがあります。でも、子どもにとってはどうでもよいことで、とにかく楽しければ良いのです。そんなに大人同士がケンカをするなら、直接、子どもに聴けば良いのです。何を知りたい?どんなことから守ってほしい?ってね。
世の中の多くのモノは、大人のためにあるのであって、子どものためではありません。成長期の子どもに合わせて作っていたら、世の中、モノだらけになってしまいます。だからといって、子どもは大人のミニサイズではないので、物理的にも精神的にも大人の助けがいります。そのためには、子どもも大人と上手く付き合えるようなコミュニケーション力が必要になってきます。
だから、どうせ大人が教えるのだったら「自立する子どもになる方法」を教える方が効率的です。大人には「保護」と「教育」の責任がありますが、子どもの時間は大人の時間に比べて短いので、その時期は少しでも楽しく自立できるように導いてあげるのが大人の責任のように思います。
勉強も大人に強制されて、目的も分からずに嫌々するから楽しくないのであって、子ども自ら勉強した先にあるワクワクするような目的を見つけたとしたら、勉強も楽しくて仕方なくなると思います。少なくとも私はそうでした。
【小さな実践】
あなたの子どもに「あなたはどんな人?」と聴いて
子どもにいくつも答えてもらい、それら全ての
アイデンティティを書き出してみる
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