マイベストプロ京都
小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

私、変わりたい!

2017年10月28日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:怒りのエモーションコンディショニング

コラムカテゴリ:スクール・習い事

先日、久し振りに
アンガーマネジメント入門講座を開講しました。
開講数はもう三桁になり、参加者の方との繋がりも
より濃くなってきました。

数年前に開講したAM入門講座と
時間も内容はまったく同じなのに
参加者の方の反応が変わった。

何故かと考えてみると、
解ったことが3点あります。



セミナールーム



まず1点目、
自分の知識や能力が100%と仮定すると
参加者の方には、その中の10%程度しか
伝えることできないということ。

どんなに優れたプログラムであっても
ノウハウだけをコピーして参加者に伝えても
10%程度しか伝わりません。

同じ時間、同じ内容の講座でも
自分のモノとして落とし込んでいると
明らかに参加者の方の反応が変わってきます。


2点目は、
講座の流れにストーリー性を持たせる。

人は「感情」によって行動します。
思考でノウハウだけを詰め込んで
当日、満足して帰ったとしても
参加者の方が1人になると行動できません。

驚きであったり、共感であったり、ワクワク感であったり
人の行動を促すのは感情が動くストーリーです。
これだった自分でも出来そうだと実感すると
参加者の方の行動に移せます。


そして3点目、
感情を動かす事例と
ワークを意味づけて結果をフィードバックする。
これの2つを世代や社会の風潮に合わせて
バージョンアップする。


これらのことで同じ時間、
同じ内容のものを伝えたとしても、
参加者の方の行動は大きく変わります。

参加者の方が講座に参加する目的はひとつ。

「自分が変わりたい・変えたい」

これを達成させる役目を
担っているのがセミナー講師。
参加者の方が変わってくれるキッカケづくりが
できたら講師冥利に尽きますからね。



【小さな実践】
自分がワクワクするものは何か?
自分だったらどのような事例に共感するか?
今まで受講したセミナーで変われたことはあるか?
それぞれをノートに書き出してみる



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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