運命のY字路

2016年11月4日公開 / 2020年10月25日更新

テーマ：マインドセットの書き換え

コラムカテゴリ：スクール・習い事

人は感情で行動するといいますが、
どんな人でも共通してあるのが五感

五感は言語がない時代から
人間に備わった生存本能的な感情。

今回はゴチャゴチャした流れですが、
人生の根幹になる話し、
興味がなければスルーして下さいね。

キッチンでハンバークを焼く
ジュ～ジュ～という音が聴こえ、
美味しそうな匂いが漂ってくる。

テーブルに運ばれてきた
ハンバークは分厚くて美味しそう。

口にいれるとまだ熱いが、
肉汁が口の中で広がって美味しい。

この文章で視・聴・嗅・味・触、全ての五感で
ハンバークを食べるイメージ体験をしました。

このように五感を多く使った文章は
ほとんどの人が体験しているので
ビジュアル化できます。

これはコピーやブログ、メルマガを
書く時にも使えます。

私は、視覚、聴覚、嗅覚で
出来事を記憶するのが得意な右脳タイプ。

例えば、

金木犀の香りが漂い始めると
小学生の頃の友だちの家の近所を
明確に想い出し、

ある曲を聴くと
当時の恋人の表情、言葉、行動が
昨日のことのように浮かんできます。

これらは特定の香りや曲を聴いたことで
それがトリガーになって潜在意識から
記憶を引き出しています。

専門的にいうとアンカリング
実はビジネスにも使えるんですよ。

実際に私が使っているのは、

物事が順調に進んでいる時に
ある曲をBGMに仕事をします。

曲でアンカリングするので
定着するまでは気持ち良く仕事が
できている時だけ聴いて下さいね。

アンカリングが定着した曲は、

仕事が進まない日、やる気が出ない日に
その曲をかけると気持ちが落ち着き
モチベーションが上がります。

私が起業した当時に
何曲がよく聴いていた曲があります。
その曲を聴くと、当時を思い出すので、
初心に返る時に聴いたりしています。

少し前置きが長くなりましたね。

話しは五感から少し離れた感情、
私の恐怖のトラウマ体験。

子供の頃、尻尾を下げて唸っている犬に
ちょっかい出して噛まれた経験があるので
尻尾を下げていたり、唸っている犬には
恐怖で近寄れません。

もう一つトラウマがあります。
幼い頃は高いところが大好きな子供で
近くに山に行っては、急勾配の岩山に
登って遊んでいました。

ある日、誰も登らないような
岩山を登っている際、ふと下を見て
登ってきた高さをあらためて感じた時
とてつもない恐怖で上にも下にも
動けなくなったのです。

崖の途中の岩に何時間も
しがみついた状態で、手足が痺れ
もう離してしまおうと思った時に
岩山の上から大人の人がロープで
降りてきて助けられました。

私が軽度の高所恐怖症になったのは
その日からです。

このような強烈な体験の場合、
一発で潜在意識にプログラミングされます。

潜在意識の奥深くにあるものは
安全・安心で長く生きようとする生存欲求。
痛みを避けたり、快楽を得ようとする欲求。

恐怖体験は生存欲求を
満たそうとして作られた強烈な
トラウマのプログラミング。

トラウマやブロックは
些細なものから生存本能につながる
大きいものまで、いっぱいあります。

全てを掘り起こす必要はありませんが、
あなたの中に強烈なトラウマがあったとしたら、
いつから、どんなきっかけで始まったのか知らないと
ビジネスや人間関係に影響します。

本気で起業を考えていると
ワクワク感と不安や恐怖が入り混じって
正常な判断ができない状態に陥ります。

そんな時、不安や恐怖に耐えきれず、
ワクワク感やポジティブイメージにすがって
ネガティブな要素に向き合わず蓋をしてると
取り返しがつかないことになります。

あなたのトラウマやブロック
まずはそれと真摯に向き合って
それらの出どころを認知すること。

自分のトラウマやブロックは、
知ることで対処方法が見つかります。

何を言いたいのかというと、

人は、常に自分の感情と向き合いながら
行動しているということ

成功する人
失敗する人

この人たちは紙一重です。

2つの道を選ぶ時に、
どんな感情が湧いたのか。
どんなマインドセットを持っていて
どのようなセルフイメージだったかで
大きく道を分けることになります。

ということは、
あなたの第一歩は自分を知ることです。