【認知症グループホーム 1階クラス＆2階クラス】
2022年4月18日、鎌倉プリンスホテルで「注文を間違えるカフェinかまくら」が開催されました。
花物語かまくらという認知症グループホーム主催、ヨガインストラクターとして訪問しているご縁から、来賓としてお招きいただきました。
認知症を受入れて楽しむ『てへぺろ文化』を広げるきっかけに！
鎌倉松尾市長、神奈川県高齢福祉課岡本氏、鎌倉市議会議員中里しげみつ(夫です(^-^)）をはじめとした来賓、そしてご家族が招待されました。入り口には、前内閣総理大臣 菅さんからの祝福も届いていました。
少し緊張した認知症の方と、笑顔のスタッフさん達が出迎えるあたたかい雰囲気の会場。
エプロンを身に着けた佐藤さんが、丁寧に注文を取ってくれました。
「ホットコーヒーとチョコレートケーキをお願いします。」
ほかの飲み物やケーキが来ても構いません、だって注文を間違えるカフェですから(*^-^*)
七里ガ浜の青い海をバックに、新堀ギター音楽院さんの生演奏を聴きながらゆったりとした時間。オーバーザレインボーのギターの音色が、ご家族と過ごす穏やかな会場を包みこんで、涙が出そうになりました。
認知症を発症してから12年というご主人を持つ高齢の奥さま、大変さを微塵も見せない笑顔で大変よ、と。色々なことを乗り越えられているのだなあ。
慣れないホールスタッフを務めあげた皆さま、ほっとして松尾鎌倉市長とのご挨拶に笑顔。
注文を間違えるカフェinかまくらの練習や準備が私達の生活に明日への希望となりました。練習の成果を見て頂き、何が起きてもおおらかな心で受け止めて楽しんでいただけたら幸いです。花物語かまくら 米島庸子
この幸せな瞬間さえも明日には忘れてしまうかも知れませんが、きっと心には残っているはず。
一緒にテーブルを囲んだ鎌倉のオーソレ・ミオさん(仮名)、そして藤川さんは、かながわオレンジ大使（認知症本人大使）を務め、認知症の当事者が、様々な方法で活動しています。
厚生労働省によると、2025年には約700万人（なんと高齢者の約5人に1人！）が認知症になるとの予測。取り組みが重要視されています。
間違いを正さず、受け入れて一緒に楽しむおおらかな社会を生み出す『てへぺろ文化』。
豊かな社会への一歩と感じました(*^-^*)
花物語かまくら米島さんと夫中里しげみつと。
関連リンク
注文を間違えるカフェ 準備中！
認知症｜メンタルヘルス 厚生労働省
