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海江田博士プロは鹿児島読売テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

着るもの、こと(ファッション)を楽しむとすれば?―意外な答えが返ってきたー

海江田博士

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テーマ:ファッションについて考える

今日の目次
こんな質問してみました
意外な答えが・・
夏はツマラナイワンパターン
男性ファッションは足し算の論理
女性のファッションは引き算の論理?
研究?別にしなくてもいいけど


こんな質問してみました

先日、お酒を飲みに友人と夜の街に繰り出したときのことです。ふと思い立って、我々の相手をしてくれたお店の女性に次のような質問をしてみました。
私:着るもの、着ること、つまりファッションを楽しむとしたら、冬と夏、どっちがいい? どっちの季節が楽しめるの?
こんな話をしたのは8月の夜。外はうだるような暑さで、男性である私と友人の装いはもちろんクールビズ。
昼間、ちょっとお堅い会があったのでジャケットは着ていたものの、汗だくだったシャツの前はすでにはだけて、かなりヨレヨレになっていました。近年の暑さときたらオシャレをしようにも、汗だらけの身体になってしまうのでどうしようもありません。

意外な答えが・・

私たちに付いてくれたお店の女性たちをAさんとBさんとしましょう。私は上記の質問の答えは、当然寒い時期、冬、と考えていました。ところが、意外な答えが返ってきたのでする。
A:そうですねえ。やっぱり夏かな。夏の方がいろいろなファッションを楽しめるし。
B:私も夏かな。夏だとあれこれ選べるから。
実は、男である私は当然「冬」という答えが返ってくると思っていました。
彼女たちは、夏の方がいろいろ楽しめる、というけれど、私に言わせれば「夏なんてパターンが決まっていて、あれこれ選ぶ余地なんてほとんどないじゃないか。」ということになります。
男性の場合、夏は仕事に際しては、シャツに場合によってはジャケットを着るけれど、そうでなければただシャツのみ。下はビジネス用の紺とかグレーのズボン(以後パンツと呼びます)を穿くだけのことです。
それ以上でもなければそれ以下でもありません。選択肢などほとんどないツマラナイファッションということになるのです。
夏は、休日などのカジュアルなファッションにしても、Tシャツかポロシャツに綿とか麻素材のパンツを合わせるくらいのことです。そんなにバリエーションの豊かさは望めません。つまり、夏という季節は、全般的にファッションなど楽しめる季節とは思えないのです。

夏はツマラナイワンパターン

と、そんなこともあって、彼女たちの答えは私にとってかなり意外なものでした。
私:え、だって夏って今みたいにクソ暑ければ、せいぜい1枚くらいしか身につけられないじゃん。着ることをいろいろ楽しむとすれば、寒い季節の方が向いているんじゃないの?
これに対する彼女たちの答えは次のようなものでした。
A:冬って上からコートを着てしまえば、その内側に着ているものなんて何にも見えないでしょう。コートなんてせいぜい2,3枚を繰り返し着るだけだから詰まんないわよ。
そうか!ここで私は一つ学習したのです。男の場合、寒い季節になれば己の身体一つの上に着るものを重ねていきます。下着にシャツ、ネクタイをつけてスーツを着用します。寒い季節にはここにマフラーなど巻いて、その上からコートを羽織りますよね。
こうして全身を覆い、しかるべき場所(主として職場)に着いたならば、これを順番に脱いでいきます。このとき、スーツがしゃきっとしているか、ネクタイがちゃんと合っているか、シャツはヨレヨレじゃないかといったことがチェックの対象となるのではないでしょうか。
なので、おしゃれに気を使う人は、次第にあらわになっていく自分のファッションについて手を抜けないし、そこを楽しみにもするはずです。この一連のプロセスが夏の場合は全くなくなります。先述したようなシンプルでツマラナイワンパターンの組み合わせを繰り返すだけのことです。

夏のワンパターン

男性ファッションは足し算の論理

それでは、女性は何故夏のファッションの方を楽しめるのでしょうか。それはおそらく肌の露出と着ているものの組み合わせやバランスで勝負しているからではないか、と思いました。
男にとって自分の肉体のどこかを露出してアピールするなどという行為は、およそ考えられません。ネクタイをすれば首元まで隠れてしまい、肌が露出しているのは顔と手先くらいです。
つまり、コーディネートを考えながら身体の上に服を重ねていって、ファッションセンスをアピールする、という方式に則っているのです。いわゆる足し算の論理ということになります。
とはいえ、男の場合、服の型というものがだいたい決まっています。ビジネスであれば、シャツにネクタイ、スーツにビジネスシューズという組み合わせを大きく逸脱することはありません。これに冬はコートやマフラー、手袋などが加わるから組み合わせのバリエーションは格段に多くなるのです。
ファッションを楽しむとすれば、これらの素材や色などを考えながら、気分や天気、仕事内容などによってその組み合わせを変えていきます。冬はその組み合わせの数が格段に増えるので楽しみなのです。

確かにコートを着るとツマンナイすね。


女性のファッションは引き算の論理?

女性の場合、夏はブラウスにしろTシャツにしろワンピースにしろ、一番外側に着る一枚と己の肉体との組み合わせで勝負する、ということになるのでしょうか。つまり、肌の露出具合と着ている服の絶妙なるバランスが、見せる或いは魅せるためのポイントということになるのだろうと思います。
それから彼女たちは髪型のことも言っていました。肌の露出プラス髪型もその時々の服との組み合わせ、コーディネートの重要な要素なのでしょう。
これも、冬は服の方にだけ見た目のボリュームが行ってしまうので面白くない、ということなのでしょうか。髪型などいちいちいじることのない男性にとっては、よくわからない世界の話ではあります。
とにかく冬は、内側にどんな素敵な服を着ても、最後は重たいコートで覆い隠してしまうから、見せる或いは魅せるという観点で言えばツマラナイということになります。素肌や髪型に最低限の服を合わせたコーディネートで勝負する、という、いわば先述の男性とは逆の引き算の論理で成り立っているのが女性のファッション感覚なのだろうな、と思いました。
と、ここまで書いてきたものの、あくまでもまだ少ない女性の情報から得た私の勝手な感想にすぎません。正直言って、女性の心理は結局のところよくわからない、というのが私の本音なのです。

女性はノースリーブとか、か。
お顔は写せないので勘弁してください。


研究?別にしなくてもいいけど

まあ確かに、夏の肌の露出の多い服の方が我々男性陣にとっても、いささか眩しく映るし楽しいと思えることは確かですな。(これとて、私の勝手な感想なんでしょうが・・)
とにかくこの課題、設定が大雑把すぎたのか、なんだかまだちゃんと追求し切れていない気がしてなりません。というのは、性別だけでなく世代年齢の違い、オフィシャルとカジュアル、制服と私服、お出かけ着と普段着、など切り口の取り方によっても随分違ってくることが想定できるからです。
このテーマをもっと学習し何かを得たいのだとしたら、もう少し緻密な設定が必要なのでしょう。今後もヒアリングなど続けながら、男性心理、女性心理の違いといった観点の研究を続けるとしますか。(「そんなの別にしなくてもいいけど。」という声が、特にカミさんサイドあたりから聞こえてくる気もするのですが・・)

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海江田博士
専門家

海江田博士(税理士)

税理士法人アリエス

税務相談はもちろんのこと、従来の税理士としての職務に留まらず経営者自身で革新できることを目指した支援を続けています。日本経済をしっかりと支えられる強い基盤を持った中小企業への第一歩のお手伝いをします。

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