ふたを開けてみると・・・―もと秀才の行方・・昔はお勉強のできる子だったのだが・・―Ⅰ
先日、「煙草の吸殻を見て思い出したこと」というテーマで、昭和に時代にヒットした「うそ」という題名の歌謡曲にまつわる思い出について、このコラムで書いてみた。
その歌をヒットさせた歌手の「中条きよし」については、私より年上の70代半ばということもあり、もう知っている人も少ないだろう、と勝手に思っていた。
ところが、この中条きよしさん、最近とんでもないことをしでかしてしまい話題に上っていた。
そもそもこの人、懐メロ特集の歌番組くらいしか露出の機会はないのではないか、という私の思惑は全く外れていて、なんと日本維新の会所属の参議院議員になっていたのである。
その中条議員、先日、11月15日、参議院文教科学委員会で質問した際
「新曲が出ているので、お聞きになりたい方はお買い上げください。来月には芸能界最後のディナーショーをやります。」
と発言し、与野党から「宣伝ではないか」などと批判が出ていたのである。
この件に関して、ネットでは
― 中条氏は15日の参院文教科学委員会で、自身の新曲やディナーショーをPRし大炎上した。16日に会見を開き「宣伝だと全く知りませんでした」「宣伝に聞こえたのは不適切で大変申し訳ない」と謝罪。―
と、紹介されていた。どうやら今回の発言で「大炎上」したらしい。
たまたま、このコラムで取り上げた翌日くらいのニュースだったので、偶然とはいえ驚いた。
まあこのおっさん(76歳というから爺さんか・・)まだまだ元気なようである。
この人、元気なのはいいが、俳優として必殺仕事人も演じていたから、「必殺」されないように気を付けて欲しい。