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海江田博士プロは鹿児島読売テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

結構大きなインパクトがあったのかも知れない・・―私の少し困ったこの仕事の原点―Ⅱ

海江田博士

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テーマ:専門性について考える

[自分の資格や職業についてどう思っているのだろうか?]


この業界に入った最初のまだ新人の頃に受けたセミナーで言われたのは、次のようなことでした。
「税務署が怖いから、といったネガティブな理由で、仕方なく中小企業のオーナーは我々に税務顧問を頼むのである。」
というセミナー講師の説明に会場から、
「税理士との信頼関係を築いて安心して経営したいから顧問契約を結んでいる、といった意見はないのですか?」
と、質問者は聞いたのですが、それに対する講師の答えは
「いや、そんな意見は聞いたことない。」
というものだった。
というのが私のこの業界に対する原点になってしまったのです。

さて、あれから40年以上が経ちました。
途中、学生に戻ったり、10年ほど他の業界に居たりしたものの、この職業会計人の世界で合計30年は経過しています。

「税理士の顧問というのは、大して歓迎されてはいないんだなあ・・・」
と知った新人会計人のときから、随分紆余曲折を経て現在に至っています。
思い出してみれば、ちっとも雰囲気よくなかったなあ・・あの研修、という感じであります。

もし、今の自分が主催するとすれば、絶対あんな内容にはしないだろうな、と思います。
どうしてあの研修は、あんなネガティブは雰囲気のものだったのだろうか、と今さらながら不思議です。

そして肝心なことは、私は、この時点で自分の資格や職業について、どう思っているのだろうか?ということなのです。
あんな原点から出発しているのですから、そのことが暗い影を落としていいないのだろうか、我ながら心配になりますね。

まあ、あの原点については、普段そんなに意識するということはないものの、じんわりと結構大きなインパクトがあったのかも知れない、と感じることはあります。
というのは、常に冷めた目で自分の所属する業界を見てきた自分がいるからにほかなりません。


つづく

追伸

同級生の友人たちと「川柳」のグループを作って、LINEで投稿を始めました。

これから毎回このコラムのうしろにそのときの傑作(自己判断ですが・・(^^♪)を載っけようと思います。

感想などありましたらどうぞ(^^♪

現在逆単身中の我が身を嘆いて・・

◆カミさんは 俺の世話より 孫の世話

◆孫たちに 女房取られて もらい飯 (千代女の「朝顔に・・・」をもじって)

◆冷凍の カレーチンする 春の宵

◆男めし 作るの10分 食うの5分

このテーマだといくらでも出てきますが、これくらいにしておきます;つД`)

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海江田博士
専門家

海江田博士(税理士)

税理士法人アリエス

税務相談はもちろんのこと、従来の税理士としての職務に留まらず経営者自身で革新できることを目指した支援を続けています。日本経済をしっかりと支えられる強い基盤を持った中小企業への第一歩のお手伝いをします。

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