聞いてないヨー!―散々無茶振りをされてきてわかった自分の性格―Ⅰ
ロシア民謡に「1週間」という歌があります。
昔、NHKの「みんなの歌」みたいな番組でよくかかっていた曲です。
歌詞はこんな感じでした。
日曜日に市場に出かけ
糸と麻を買ってきた
テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ
テュリャテュリャテュリャテュリャリャリャー
月曜日にお風呂をたいて
火曜日にお風呂に入り
水曜日に友達が来て
木曜日に送っていった
金曜日は糸巻きもせず
土曜日はおしゃべりばかり
恋人よこれが私の一週間の仕事です
テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ
テュリャテュリャテュリャテュリャリャリャー
まあ、こんな風に適当に1週間を過ごせれば言うことないのかも知れないけれど、現代ビジネス社会ではそうはいきません。
なんだかんだとやることが詰まっていて、のんびりなどしていられない1週間なのです。
しかし、今思い出してみると、大学を出て最初に就職をした頃の1週間はずいぶん長く感じたなあ。週末が待ち遠しかったのを覚えています。
あの頃の1週間を表現してみるとこんな感じになります。
あーあ 月曜日だぁ~
まーだ 火曜日かぁ~
なんとか水曜日じゃぁ~
やっと 木曜日だよ~
ふぅーっ金曜日っとぉ~
うれしい土曜日ぃ~
もーぉ 日曜日おわりかぃ~
大学を出て会計事務所に勤めて、遅刻や欠勤などしなかったもののあんまり前向きな社員とは言えなかったなあ、と当時を思いだします。
1週間をほぼ上記のようなやる気のないパターンで繰り返していたのです。
つづく