常識破りの功罪Ⅰ
[その販売促進策は販売そのものに繫がるか]
HPなどをうまく利用すれば、これまで接点のなかった新しい顧客層の開拓も夢ではないかも、期待される販売促進策・・・・・
とはいえ、「販売促進」というのは、いかにそのアイディアや目のつけどころが良かったとしても、最終的に販売そのものに繋がらなければ意味がありません。
そのためには、販売促進の様々な仕掛けを仕込んだならば、それが「顧客が購入する」という行為につながるように、全体の仕組み作りをしなければならないのです。
こういった一連の取り組みは、様々なパーソナルメディアを多重的、多層的に駆使するものなので、従来の商売の仕組みの中には存在しなかったものです。
従って、おそらく当初は億劫に思えるかも知れませんし、なにからどんな風に始めればいいのか見当もつかないだろう、と思います。
しかし、現代ビジネスの仕組みの中では当り前のこととして要請されているものであり、こういった世界に慣れ親しんでいる年齢層も今後どんどん厚くなってくることが予想されます。
そういった世代に完全に入れ替わった頃には、現在構築しようとしているこれらの様々な仕組みも、ごく標準的なものとして当たり前の世界になっているでしょう。
繰り返しになりますが、このような特性を持った現代の顧客に応えるためにも、まずは自社のHPを持つことから始めるべきではないのか、と思うのです。
ここがなければスタートラインに立つことすらできないのです。
自社の様々な情報発信を含めた販売促進の仕組み作りを行ない、それが実際の販売まで一貫性を持たせられるレベルまでは何としても到達する必要がありあます。
そうすれば、「販売力強化」の一つの課題が克服できたことになるのです。
イルミネーションがきれいな夜の商店街
つづく