常識破りの功罪Ⅲ
[まず必要なのはHP(ホームページ)]
マスメディア利用の広告宣伝は、その費用が膨大なものになるために、それだけの予算が組めないし、効果もそれほど望めないのが中小企業の実情。
つまり、メディアを使った広告宣伝は、コスト面で中小企業には厳しいというのが、いかんともしがたい現実なのです。
しかしながら、一方で現代はメール、ブログ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス、の略、ツィッター、フェイスブック、インスタグラムなどのサービスがある。)といった、パーソナルメディアが発達しています。
これらのベース基地となるのは、自社のHP(ホームページ)ということになります。
これは、情報発信の基地としてはもちろんのこと、SNSでその情報をキャッチした人が検索をかけてくるのもHPに他ならないからです。
なんといっても、まずはHPを持つべきなのは言うまでもありません。
これら、パーソナルメディアを駆使することで、自社の情報発信を怠りなく継続することは、広告宣伝に多くの費用をかけられない中小企業にとって必須事項と言えましょう。
こういったIT関係の利用をお勧めすると、その技術について難しく考える経営者もいるようですが、あくまでもITは道具であり媒体に過ぎない、ということを忘れてはいけません。
道具よりも、情報発信を軌道に乗せるためには、まずその基になるコンテンツを自らが持っているということが大事な要素となるのです。
そのコンテンツをベースとして、道具としてのITをうまく使いこなすことを考えてもらいたいのです。
ITを駆使しましょう。
つづく