能力とリーダーシップ―経営者の資質のあり方について考えてみる―Ⅱ
さて、映画のワンシーンから入って、自分の少年時代の話など書いていたら、一体何を言いたかったのだろう、と混乱してしまいました。
つまり、
「リーダーシップには、判断力、決断力、洞察力、先見性、ときには動物的感とも言うべき直観力などが必要になる。
しかしながら、そのこととお勉強ができたという能力とは必ずしもイコールではない。
それどころか、かなり異なる資質である。」
と言いたかった訳です。
そんなことは、わかっている人にとっては至極当たり前の事実なのでしょうが、私自身がなかなか理解していなかった、という極めて個人的な話だった、ということです。
リーダーシップに、先に書いたような様々な資質が必要だとすれば、それは総合的には「人間力」ともいうべきものであろうと思います。
この「人間力」を磨いて、あの映画のように間違った方向ではなく、世の中のため建設的な方向に能力の高い人材を有効に使えれば素晴らしい組織が作れるのだろうと思います。
もちろん、能力の高い人間が、更にきちんと「人間力」まで磨けば鬼に金棒なのでしょうが、なかなかそんな人に出会ったことがありません。
能力という点ではどうにもこうにもアカンかった私でありますが「人間力」こいつはこれからも諦めずに磨き続けるぜ。
と、新たに決意したのでありました。
おしまい
【お知らせ】
海江田事務所は不便な立地(かなり田舎なもので・・)
にもかかわらず(むしろそのために)極めて眺望の良い
研究施設みたいなオフィスです。
とても感じの良い女性スタッフ(?)が淹れたてのコーヒーで
おもてなしいたします。
是非、一度遊びに来てください。
税務に限らず、経営全般のごご相談に応じます。
5年後の我が社が「見える化」できてすごくよかった、
というノウハウもありますよ。
皆様のお役立てることを心掛けています。
こんな感じで女性スタッフの多い事務所です。