Mybestpro Members

海江田博士プロは鹿児島読売テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

もったいないよな~この景色―海のロケーションと日本文化を考える―Ⅱ

テーマ:日本の文化について考える

私は東京を離れて田舎に帰ったとき、敷地の狭い町中や木々に囲まれた草深い内陸部に住む気などさらさらありませんでした。
「田舎に帰ったら絶対に海の見えるロケーション」
と家内とともに決めていたのです。

という訳でそのロケーションを探しまくって建てたのが、このコラムにも時々その景色が登場する我が家なのです。



(晴れた日、庭先からのロケーション)

しかしながら、これは今回の「海のロケーションと日本文化」というテーマにも通じるかもしれませんが、当時私たち夫婦のこの立地選定は周りにほとんど理解されなかったのです。

それどころか
「景色はいいかもしれないけど風が大変だよ。」
「台風の怖さを知らないんじゃないの?」
「何でそんなところに家を建てるの?」
ケチをつける人が多いのには驚きました。

ケチをつけられようが、こちらは立地を変えるつもり毛頭ありませんでした。
もちろん私には事前に風も台風も計算済みでした。
全くもって、余計なお世話だったのです。

別に諸手を挙げて賛成してくれなくてもいいのですが、ローンをかかえてヒーヒー言いながらそれを返すのは私です。(実際ヒーヒー言っている)
誰に迷惑をかける訳でもありません。
そんなにケチをつけなくてもいいじゃないか、と思ったものです。

現代のテクノロジーをもってすれば、1年に1回か2回来る程度の台風に耐えられるくらいの家の強度など、どうってことなく確保できる訳です。
だとすれば、素晴らしいロケーションの方を取らない手はないではないか、と考えたのが私たち夫婦でした。

海っ端に個人が家を作るくらいの話でこれだけの騒ぎだったのです。
これが日本人の(特に田舎の)「海に望むロケーションを選ぶ」ということに対する一般的な考えだったのでしょうか?



つづく

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

海江田博士
専門家

海江田博士(税理士)

税理士法人アリエス

税務相談はもちろんのこと、従来の税理士としての職務に留まらず経営者自身で革新できることを目指した支援を続けています。日本経済をしっかりと支えられる強い基盤を持った中小企業への第一歩のお手伝いをします。

海江田博士プロは鹿児島読売テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

有効な経営革新支援でより強い経営を目指すプロ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ鹿児島
  3. 鹿児島のビジネス
  4. 鹿児島の税務会計・財務
  5. 海江田博士
  6. コラム一覧
  7. もったいないよな~この景色―海のロケーションと日本文化を考える―Ⅱ

海江田博士プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼