Mybestpro Members

海江田博士プロは鹿児島読売テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

若き経営者は時代に合った独自性(オリジナリティー)を持てるのか―良い子と悪い子に分かれる後継者―

海江田博士

海江田博士

テーマ:中小企業経営を考える

しかしながら、私は断言したいのです。
「悪いこと」に対する風向きはやがて確実に変わります。
世間が「悪い子」に追いついてくるのです。
そうなれば誰も文句を言わなくなります。
それまでの我慢ですが、なかなかつらいことに違いはありません。

後継者として、地方の中小企業を支えるというのは今の日本にとって極めて重要なポジションといえるでしょう。
そんな立場にありながら、新しいことにチャレンジしようとすると「悪い子」の烙印を押される、というのはなんとも皮肉な話ではありませんか。

ここまでに「悪い子」とか「悪さ」とか「悪いこと」とか、「悪」という言葉を散々使ってきました。
言うまでもなく「悪」という言葉に対しては、通常ネガティブな印象しか人は抱かないものです。
蛇足とは思いますが、「悪」について説明すれば以下のようになります。

「悪い子」とは、
「これまでの商慣習や考え方にとらわれず、新しい手法や切り口にチャレンジする、あえて言えば親に逆らう後継者」
のことをいいます。
ここで使った「悪さ」や「悪いこと」というのは、いうまでもありませんが、その「悪い子」がチャレンジする新しい切り口の新しい取り組みのことを指します。
先述したように、細かいことは抜きにして言います。
極めてシンプルに申し上げるが、
「後継者よ、悪い子たれ!でなければ、日本の中小企業の未来はない。」
と。


おしまい

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

海江田博士
専門家

海江田博士(税理士)

税理士法人アリエス

税務相談はもちろんのこと、従来の税理士としての職務に留まらず経営者自身で革新できることを目指した支援を続けています。日本経済をしっかりと支えられる強い基盤を持った中小企業への第一歩のお手伝いをします。

海江田博士プロは鹿児島読売テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

有効な経営革新支援でより強い経営を目指すプロ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ鹿児島
  3. 鹿児島のビジネス
  4. 鹿児島の税務会計・財務
  5. 海江田博士
  6. コラム一覧
  7. 若き経営者は時代に合った独自性(オリジナリティー)を持てるのか―良い子と悪い子に分かれる後継者―

海江田博士プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼