常識破りの功罪Ⅰ
残念ながら私はその委員会には馴染めなかったのですだが、別に愚痴や批判を書きたいわけではないので、そこのところはどうでもいいのです。
ただ、私の見るところでは、その後その委員会から結局新しいコンテンツは出ていないようです。
そりゃあそうだろうと思います。
これまでにない新しいコンテンツやコンセプトを出さなきゃならないのに、「これまでの常識や形式」でしか対処していないのです。
新しいものなど生まれてくるわけがありません。
必要に迫られて新しいコンセプトやアイディアを出さなければならないときは、それまでの常識や形式、やり方を大胆に変えなければなりません。
そこのステップを踏まなければ新しいものなどでてくる道理がないのです。
これは我々の業界に限ったことではありません。
現状打破が要請されているあらゆる分野、業界において心しなければならない一つの考え方であろうと思います。。
そして現在、その「現状打破」が要請されている業界は決して少なくないだろうと思います。
「現状打破」を実現するためには、それに取り組む姿勢、考え方、形式、常識といったものをまず「打破」しなければ始まらない、と私が考える所以(ゆえん)なのです。
おしまい