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  1. 環境の変化が生むストレスの解消策

環境の変化が生むストレスの解消策

カテゴリ:
医療・病院

就職や進学、異動など、新しい環境に疲れていないかセルフチェック

環境の変化で生まれたストレスの解消策

新しい職場、進級や進学など、環境の変化は、私たちにとって期待と不安が入り混じるものです。こ新しい環境に早く慣れようとして、つい肩に力が入るものです。いつもより早起きして、準備を整えて緊張しながら通勤・通学を始めます。公共交通機関などでの移動中も、これまでとは気持ちも見える景色も違っていることでしょう。こういった変化に対応して、私たちは次第に馴染んでいくことができます。しかし、時にはうまく順応できずに体調に変化がみられるようなことも起こります。朝起きると通勤のことを考えてしまって、嘔気がする、胃が痛む、通勤前や途中で腹痛が出現して数回トイレに駆け込むなど、自律神経のバランスがくずれ始めている予兆が見られるときがあります。こんな時には、自分自身で振り返りをしてみてください。

「帰宅後はゆっくりとリラックスできているか?」
「朝は気持ちよく起きられているか?朝から疲れていないか?」
「朝・昼・夕の食事はおいしく食べられているか?食事を楽しめているか?」
「職場では仕事の相談ができているか?」
「週末には気分転換のために時間を作れているか?」

自分は充実した生活を送れていると言えそうでしょうか?少しでも不安になるような部分があれば、生活の中でできることから改善してみましょう。

ストレス軽減のために睡眠の質を上げる工夫を

まず、睡眠の質を高めましょう。睡眠はストレス解消法のひとつです。同じ睡眠時間でも深い睡眠をとれるように少し工夫することが大切です。

「就寝4時間前には緑茶・コーヒーなどカフェインを含む飲み物をとらない」
「就寝2時間前には強い光刺激をさけるためにパソコン・テレビを控える」
「就寝1時間前に入浴する」(温度は38~40℃が目安。入浴で体温を上げると、その後に熱放散で体温が下がります。その時の眠気を利用すると、すっと眠れます。)
「寝酒のためのアルコール摂取はやめる」
「毎朝同じ時刻に起床して、太陽の光を浴びる(体内時計をリセット)」
「疲れているときには、質だけではなく量(時間数)も多めに」

多量のアルコール摂取は、かえって睡眠が浅くなり、睡眠の質を低下させますので注意してください。

誰かに話を聞いてもらうことで、気持ちが整理され気力がわいてくる

「人に話す、聞いてもらう」というのもオススメです。悩みだけではなく、「あれ?」と思ったことは誰かに聞いてもらうといいでしょう。人に話すことで、イライラなどのコントロールできなかった感情を自分の中で整理できます。この整理だけでも気持ちは落ち着きますので、次の解決に向けて気力がわいて前向きになります。解決することを目標にせず、整理することを目標に誰かに話してみましょう。

「見方を変える、自分を変える」というのも必要です。これは視点を変える、認知を変えると言い換えることもできます。もし、問題や悩んでいることがあれば、少し冷静になって、物事から感情的・心理的に距離をおいて考えてみましょう。狭くなった視野で物事を捉えているかもしれません。前述の「人に話す、聞いてもらう」で自分の心や頭の中を整理できると、さまざまなことに気付きやすくなります。

また、完璧主義の人は、60%~80%でも物事を進めていくように自分を変えてみましょう。自分自身では100%の出来でも、相手にとっては100%とは限りません。早めに相手とのベクトルが合っているかを確認しましょう。

辻上周治

産業医として企業を支えるプロ

辻上周治さん(つじがみクリニック)

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