男性がスーツを着ると魅力3割アップになる理由
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なぜ、男性のネクタイ・スーツ姿が好かれるのか?
ネクタイ・スーツは、働く男のビジネス戦闘服ですが、もう1つ異性へのアピールを高める服という一面があります。男性の“ここ一番のスーツ姿”にドキッとした経験を持つ女性や、男性のネクタイ・スーツ姿が好き!という女性は多いのです。
では、なぜネクタイやスーツというアイテムが女性を惹きつけるのでしょうか?そこには、無意識に決まる印象の仕組みと、そこから繋がる深層心理が関係しています。
私たちは日々様々な人や物を見聞きしながら無意識に印象・イメージを受け取っています。第一印象が決まるのは、2~7秒と言われていますが、実際には約1秒で「好き、嫌い」といった反応が起き、それを確認するのに数秒かけるそうです。この一瞬の反応を決める要素は、「色」「形」「質感」の総合的なバランスです。
男性のスーツをイメージして頂くと、太い直線の要素が多く、色は寒色系で落ち着いたものが一般的ですね。イメージ分析の手法に当てはめると、「太い直線、寒色系」から人が受ける代表的な印象は、「不動感(硬さ)、クール、都会的…」つまり落ち着いたカッコよさです。
そして、男性も女性も本能的な感覚として、異性に対して“自分が持っていない要素を魅力的に感じる”傾向があります。女性であれば、“男性の筋肉質で硬い身体やがっちりした骨格=直線、硬さ”であり、男性であれば、“女性の柔らかさ、しなやかさ、丸み”といった部分=曲線、柔らかさ“です。つまり、スーツの持つ要素と男性が持つ要素が重なり、「落ち着いたカッコイイ」印象に相乗効果が生まれるということになります。
さらに、タイプ別に個性を強めて好印象アップ!
これに加えて、1人1人異なる顔立ち・肉付き・骨格、肌・髪の色や質感等を分析すると、以下の5つのタイプに分類が出来ます。(男性版ミューズ診断)
- 色白、丸い要素が多めのプリンス
- 透明感を感じ、直線が細く繊細なクリエイター
- 上品でソフトな雰囲気、少し曲線も感じるジェントルマン
- 重厚感、艶がありゴージャスさが特徴のボス
- 直線的で都会的、クールでカッコいいプレジデント
スーツやネクタイの色、柄を選ぶ際に、タイプごとの個性を強めることで印象を深くできますし、シーンによっては別の要素を加えて、欲しい印象に近づけることもできます。
例えば、プリンスタイプは、明るく楽しい、可愛い印象が持ち味で、明るい暖色系、ポップなドット柄、大きめチェック柄などがとても似合いますが、似合う色柄をそのまま、ビジネススーツやネクタイに入れると、“軽い、頼りない”印象にもなりかねず、重要な交渉や、大切なクライアントに初めて会うような、「安心感、信頼感」が求められるシーンには一考が必要です。
肌に合うパーソナルカラーを押さえたシャツで、生き生きと明るい印象を残しつつ、シャツやジャケットには少し落ち着いた寒色系の色や、細めのストライプのあるものを選ぶ、もしドットやチェックを使うならば、柄の大きさを小さめにすることで、全体の印象を変えていくと良いと思います。
役職に合わせて重厚感を出したい、硬すぎる印象をソフトにしたい等々、スーツやネクタイも選び方次第で印象アップのツールにすることができますよ。
人材コンサルティングのプロ
松下純子さん(プレゼンス)
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