できる大人の「仕事納め」チェックリスト
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「仕事始め」にスムーズにバトンを渡すための「仕事納め」
日本人にとって、お正月とお盆は特別な年中行事です。これは、農耕民族としてのルーツを持つ日本人が、神霊に対し収穫への祈願と感謝を込めた行事に基づくといわれています。多くの企業において決算期とは違う時期であっても、12月が1年の締めくくりであるのはそのためです。
「仕事納め」は、年末にすべての仕事を終える日。お正月をはさんだ年明けの「仕事始め」の日までが年末年始休暇となるため、「仕事納め」は今年から翌年へとスムーズにバトンを渡すための重要な日といえます。よって、何をするにも「仕事始めを意識した準備」という視点を忘れないことが必要です。
今年1年お世話になった人へ感謝を自分の言葉で伝える
「仕事納め」では、社内の大掃除をした後、そのまま納会や忘年会を実施する会社が多いようです。自分のデスク周りはもちろんのこと、共用スペースにも目配りをして整理・掃除をしましょう。
納会や忘年会では、今年1年お世話になった人への感謝を自分の言葉で伝えることが大切です。普段の生活では伝えるチャンスがないままだったことも、「仕事納め」が持つ性質を考えると、すんなりと伝えることができるのではないでしょうか。また、逆に、何かのトラブルで気まずいままになっている関係があれば、その修復をお勧めします。1年を終えるタイミングは、希少なリセットのチャンスでもあるのです。
さらに対外的に注意すべきは、営業日に関する連絡がなされているかです。仕事始めが何日であるか、取引先に連絡済みかどうかを確認しておきましょう。
社会人必見!「仕事納め」までのチェックリスト
気持ちよく新年を迎えるために、仕事納めまでにやっておきたいチェックリストを作成しました。ぜひ、参考にしてください。
□名刺の整理
交換した名刺のファイリング、および要・不要の仕分け。
□書類の整理
書類のファイリング、および要・不要の仕分けと破棄。
□仕事始めのリスト作成
年末年始休暇をまたがる業務もあるはず。
仕事始めに連絡漏れや不備がないよう、リストに書き出しておくこと。
□顧客への挨拶
1年間の感謝を込めて顧客に挨拶を。
先方との関係性により、訪問・メール・電話・手紙など適切な手段を選ぶこと。
□上司・先輩・同僚への挨拶
1年間の感謝を込めて挨拶を。また、お詫びすることがあるなら、このタイミングで。
ただし、相手を不愉快にすることは言わない配慮が必要。
□1年間の棚卸し
自分の働きを棚卸しする。
時間・内容・進め方・結果の振り返りが、翌年の目標の土台になる。
□借金の返済
お金を借りている相手や店などがある場合は、年内に返済すること。
借金だけでなく、物品も同様。
□ビジネス小物のチェック
名刺入れ、財布、ベルト、靴などのビジネス小物が擦り切れていないか、変色していないか、破れていないかをチェック。摩耗している物は買い替え、新年に備える。
□新札の準備
新年には、新札を使用する機会が多いもの。
あらかじめ両替し、1,000円、5,000円、10,000円の新札を準備しておく。
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