老後の不安を解消するために 今、何をすべき?
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老後の不安は大きくなるばかり…

8月23日、内閣府が発表した「国民生活に関する世論調査」によると、「日常生活での悩みや不安」について最も回答が多かったのが「老後の生活設計」で57.9%に上りました。
来年4月には、国の年金額0.5%の引き下げが決まっています。さらに、物価が上昇しても、被保険者数の減少や平均余命の伸びを考慮して年金給付を抑制する「マクロ経済スライド」も来年から発動される見込みです。
老後の不安は大きくなるばかりですが、少しでも小さくするために何ができるでしょうか?
世代別、今からできる「老後の不安」解消策
まず、若年世代には「自己投資」と「家計管理」を提案します。若い人たちは非常に堅実で、しっかりと貯蓄しており、関心してしまいます。しかし、貯蓄も大切ですが、仕事で「稼ぐ」スキルはもっと大切です。そのためにも、スキルアップ、人脈開拓などのために、貯蓄額以上の自己投資に取り組んでみましょう。稼げる能力があれば、老後に対する不安を極小化できます。そして、毎月計画的に継続して貯蓄できる家計管理を実現しましょう。
次に、中年世代には「自分の強みを磨くこと」「家計の定期的見直し」を提案します。勤務する会社・組織でやりたい仕事ができる環境があれば、その能力に磨きをかけましょう。また、退職後に始めたい仕事があれば、退職間際になってから準備するのではなく、長期的視野をもって準備を進めていくことをお勧めします。
そして、欠かせないのが「固定費の定期的見直し」です。家族構成も確定し、教育資金、住宅資金等の固定費が多く、家計費が高額なまま硬直化しやすい傾向にあります。定期的に見直すことで、老後への不安軽減につながります。
最後に、退職間際の世代には、「ボーナス依存からの脱却」を提案します。当然ですが、退職後、ボーナスは支給されません。ボーナスのある生活が当然の家計にとって、ボーナスがなくなることは非常に大きなインパクトとなります。教育費、住宅ローン等、期限のある支出は別として、まずは、退職後にもかかる家計費を毎月の給料で回すことを最低目標として、徐々に「ねんきん定期便」に記載されている年金額を意識した家計改善を目指しましょう。
私は、「こころ、からだ、お金、時間、キャリア」の5つのバランスが取れている状態が幸せであると考えています。お金だけではなく、こころとからだの健康にも留意しながら、時間とキャリアを有効に活用して、老後の不安を軽減していきましょう。
セミナー・執筆を通じてお金のコントロールを提案するFP
益山真一さん(ベターライフ提案室インタレスト)
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