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岸井謙児

カウンセリング歴35年、経験と信頼のカウンセリングのプロ

岸井謙児(きしいけんじ) / 臨床心理士

カウンセリング・オフィス岸井

コラム

よくやった、宝島社さん!「敵は、嘘。」「嘘は戦争の始まり。」

2019年1月8日 公開 / 2020年7月20日更新

テーマ:こころの問題

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

いや~新年早々、こんなに胸がスカッとしたことはありませんでした。
1月7日、朝日新聞をみてビックリ!

なんと一面広告で「嘘は戦争の始まり。」というメッセージの企業広告を宝島社が掲載してくれたのです。いろいろと調べてみると、「嘘は戦争の始まり。」は朝日新聞だけで、読売とに観現代には「敵は、嘘。」というメッセージを掲載してくれたのです。

みなさん、読まれましたか?
と言っても神戸新聞の読者のみなさんは読まれていないかも。
そういう方のためにこちら
宝島社のHP(写真をクリックすれば拡大して文字も読めます)

う~んスカッとしましたね。
と言うのもここ数年、政治家やスポーツの監督や大学の偉い先生方が「嘘」だとわかるような「嘘」を平気でツキまくっているからです。これには私もかなり腹に据えかねていて、同様の内容の記事を書いたことも有ります。

それがこれ。

以下、私のマイベストプロの投稿記事(2018.12.15)より

「医学部受験で女子学生よりも男子学生や卒業生の子息が優遇されていたというニュースがたびたび報道されています。その中で、「ありゃりゃこれは通らんだろう」という言い訳が、皆さんご存知の「女子学生は男子学生よりコミュニケーション力が高い説」。普通に考えれば男子より女子がコミュニケーション力が高いのなら、むしろ女子を多くとった方が「医は仁術」の考え方に添うだろうと思うのだが。

こういう言い訳が世間にまかり通るだろうという感覚の持ち主が医学部の教授先生をされているのだから、実は「医は幻術」と言いたくもなります。さらに今年度の追加合格を来年度の定数減でまかなおうなんて、その場しのぎのことをするに至っては「医は算術」と言いたくもなりますね。

一部のニュースでは今回の発言を「無意識の偏見」などと説明していましたが、冗談じゃない、あれはどう見ても「意識的なごまかし」ですよ。この発言の根拠とされた論文を書いた先生もいい迷惑です。

私も過去に入院したり、手術をしたりとお医者さんには色々とお世話になりました。もちろん素晴らしい先生もいらっしゃったし、それなりの先生もいらっしゃいました。そのことをどうのこうのというわけではないのですが、このニュースに限らずここ最近の政治家の発言も含め、全く国民をなめ切った発言が目立つのも確かです。

少し振り返れば、森友問題から始まって、沖縄問題、外国人労働者の問題と、ろくな説明もせずに適当にのらりくらりと胡麻化していけば、そのうち世間は忘れるだろうという世の中をなめた様子にお腹立ちの皆さんも多いのでは。

とにかくいい年をした大人がああやっていい加減な説明やごまかしで逃げ切れる見本を堂々と見せているのは本当によくありませんよね。メディアを見ている子供たちやこれからプロになる医者の卵さんたち、真似しないでくださいね。

それにしても、あ~ぁ本当に・・・。情けなくて涙がこぼれますね。みなさん、どう思いますか?」



ホントだよ、ほんとに情けない。
皆さんどう思いますか??
宝島社さん、よくやってくれた!!ありがとう!!

この記事を書いたプロ

岸井謙児

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岸井謙児(カウンセリング・オフィス岸井)

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